ロスでは日常茶飯事とは、漫画やインターネットコミュニティなどにおいて、しばしば用いられるフレーズである。
ニュースでロサンゼルス市民が「ロスでは日常茶飯事だぜ!」と言っている画像が元ネタの定型句である。
昔のふたば☆ちゃんねる虹裏板で人口過密の余り、サーバーがダウンした時に頻繁に使用された台詞である。
その際にはタイガーウッズらしき黒人(ロスの人)が同様の台詞を言い放っているコラ画像が貼られまくった。
サーバーが強化された今日の虹裏ではサーバーが落ちることは滅多に無く、虹裏ではあまり見かけないセリフとなったが、現在でも何か珍しいハプニングなどが起こるとこの台詞が出てくる事がある。
概ね特定の物事に対し、自分が経験豊富であることを周囲へ誇示するために用いられる。
例えば、何らかの刺激的な事件・出来事に対して大勢の人間が一斉に喜怒哀楽に沸いた時、「騒ぐほどのことではない」という意味を込めて嘲笑気味に用いられる。あるいは「俺がなんとかしてやる」と同様の意味合いで、周囲を安心させるために用いる言葉でもある。
元ネタには諸説あるが、「金田一少年の事件簿の明智健悟が好んで使うセリフだ」という指摘がネット上で散見し、これがパブリックイメージとして定着している。
このことで現実のインターネットコミュニティにおいてもしばしば日常会話において散見するフレーズになっているが、物事のスケールの大きさを示すために、真偽に関係なく修辞的に用いられる傾向が強い。
これはアメリカ=ビッグ、という昭和以前の世代が抱くアメリカ像が根強く残っていてこそ成立する用法であり、いずれ消えゆくフレーズであると思料される。
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最終更新:2025/03/14(金) 10:00
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