ヴァンガードZERO

ヴァンガードzeroとは、ブシロードによるスマホ向けカードゲームアプリである。

概要

カードファイト!!ヴァンガード(以下ヴァンガード)の対戦をスマートフォンで行えるアプリである。
ヴァンガードは過去に二度ソーシャルゲーム化されているが、紙のTCGのルールを再現したものではなかった。
コンシューマーゲーム以外で紙のルールを再現したものはこれが初となる。ただし、スマホ向けにするために一部ルールの改変がある。

紙とのルールの違い

デッキ構築

40枚ジャストで構築するという点は同じだが、

• ファーストヴァンガード(以下FV)のグレード0を1枚と、残りのグレードを13枚ずつ入れる
• トリガーユニットのグレード0は存在せず、グレード3のユニットに任意でトリガーを割り振る
• ヒールトリガー以外のトリガーユニットは9枚まで

という違いがある。グレード0トリガーユニットが廃止されている点や、FV以外のグレード0を入れる(例えば《ばーくがる》の複数枚採用など)ができない点は大きく留意せねばならない。トリガーはグレード3に付くため、任意で山札に戻すことができる《孤高の騎士ガンスロッド》などは強力なカードとなる。

戦闘関連

1. 紙におけるガードのルールを廃止。代わりにアタックをヒットされたヴァンガードは「ヴァンガードシールド」としてパワー+5000される。
2. 「インターセプト」能力を持つ前列のユニットが相手の盤面にいる場合、そちらへ先にアタックしなければならない。(Shadowverseの守護、WAR OF BRAINSのガーディアンのようなものである)基本的にこの能力はグレード2のユニットが持っている。
3. 守護者ルールの変更。以下の状況になった時、手札から消費されてアタックされなくする。
   • ヒットすると自分のダメージが5になってしまうアタックがヒットしそうになった(ダメージ4の時にクリティカル1のアタックがヒットする場合は除く)
   • ヒットすると敗北するアタックがヒットしそうになった
4. ドライブチェックの変更。紙ではめくったカードは手札に加えるが、ZEROではトリガーでないカードは山札の下へ送り、トリガーユニットがでたら効果解決後ドロップゾーンへ送る。

ガードの廃止は紙のプレイヤーに大きな衝撃を与えた。ただ、こうでもしないとラストクロニクルオンラインのようにいちいちゲームが止まるため、テンポのためには致し方ない面もある。これによりアタックヒット時に強力なスキルが発動するカードは評価が大きく上がり、クリティカルを上げるタイプのスキルは守護者を誘発するため安定性が下がっている。

外部リンク

• 公式サイト

関連項目

• カードファイト!!ヴァンガード
• ブシモ
• ブシロード
• ゲームスタジオ(開発)