七海うららとは、日本の歌手、歌い手、VTuber。リアルとバーチャルを行き来する“パラレルシンガー”である。
幼い頃に『マクロス』を見て「歌で世界を変えていく」というコンセプトに衝撃を受け、自分も同じことをやってみたいという憧れから軽音部のある学校を選び音楽を始める。軽音部ではギターボーカルを務め、バンドメンバーとオリジナル曲を作っていた。ネットシーンの音楽にも当時から触れており、ニコニコ動画でも動画を投稿していた。
当時は音楽のプロになるつもりはなく大学卒業後は会社員をしていたが、癌の宣告と闘病を経て自分の本当にやりたいことが音楽だと再確認し、「好きなことをやらずに死んでいくのは本当にもったいない」と考えるようになる。コロナ禍で誰もがやりたいことが満足に出来なかった世情もあり、自分が出来ることを探すため、2020年よりYouTubeやTikTok等でカバー動画の投稿を開始、ニコニコ動画での活動も再開する。
2021年に開催されたエイベックス主催のオーディション「こはならむ『迷えるヒツジ』楽曲カバー選手権」でグランプリを獲得し、特典として2022年4月13日に現役医師であるボカロP清水コウの作詞作曲によるオリジナル楽曲「あたしワールド」をリリース。これを契機に会社を退職し、本格的に七海うららとしての音楽活動に注力する。
ボーカルだけではなく、イラストやデザイン、動画も作れるマルチクリエイターでもあり、元々は自作の似顔絵をアバターに歌い手として活動していたが、「あたしワールド」で使用したイラストを元に2022年6月24日に個人勢VTuberとしてデビューし(動画)
、バーチャルシンガーとしての活動を開始。その後は2Dや3Dのアバターで活動しながらリアルの姿でも動画やその他のメディアに出演しており、リアルとバーチャルを行き来する“パラレルシンガー”を名乗っている。バーチャルの姿では左脚がハーバリウムで装飾された義足になっているが、これは本人が闘病で身体の一部を摘出した経験を元にしている。
2023年5月12日、「ダイヤノカガヤキ」でエイベックスからメジャーデビューを果たす。現在はエイベックスの音楽系YouTuberサポートエージェンシー「muchoo」に所属している。
2023年11月11日には『世にも奇妙な物語 '23 秋の特別編』にバーチャルの姿で俳優として出演、架空のバーチャルアイドル黄昏キエラを演じた。
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最終更新:2025/12/16(火) 13:00
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