ロックンロール(Rock'n'Roll, Rock and Roll)とは、音楽のジャンルのひとつである。
突然変異や他の音楽の要素を取り込む等して分化・多様化の激しいジャンルなので一言にこれがロックだと言える物ではないが、ポップス・R&Bと並ぶポップミュージックの代表ジャンルである。アメリカでブルースの影響を受けて誕生した初期のリズム&ブルースやロカビリーなどリズムに乗りやすい比較的単純でアップテンポな音楽から発展した。これらの音楽と明確に区別が付きにくい初期のロックを特にロックンロールと呼ぶ。
最初にロックンロールと呼ばれたのがいつの誰かというのは諸説あるが、後のロックに最も影響を及ぼしたのはチャック・ベリーであるとされる。ほどなくエルヴィス・プレスリーを始めとするロカビリースターの成功によって人種の枠を超えた世界的ジャンルとして認知されていく。
60年代前半にはイギリスからビートルズがデビュー、ローリング・ストーンズやヤードバーズが後に続き一躍ロックは社会現象となった。60年代後期にはウッドストック・フェスティバルに代表される多くのロック・フェスティバルが開催され最盛期を迎えると同時に商業化の道を歩み始める。
やがてレッド・ツェッペリンを代表とするハードロックや、ピンク・フロイドといったプログレッシブロックが単独でスタジアム級の観客を集め、70年代以降は巨大産業と化し、二十数年間にわたって大衆音楽のヒットチャートを席巻した。この頃には無数のサブジャンルが形成され多様化・複雑化が激しくなる一方、70年代中頃にはそうした流れに逆らうようにパンク・ムーヴメントが発生している。
80年代にはポップ色を強めたバンドが成功を収めると同時にヘヴィメタルが存在感を強める。一方で産業化に反発するように音楽性・芸術性を求めたグランジ/オルタナティヴ・ロックが現れ、90年代はオルタナティブ・ロックの時代となった。90年代以降はヒップホップやクラブ・ミュージックに押されてアメリカ国内のチャート上では苦戦が見られるようになるが、依然根強いファン層が世界中に存在しており、技術革新やジャンル派生、新しいスターの登場が相次いで人気は衰えているとはいえない。
日本では事あるごとに「ロックンロール!」が口癖だった故、内田裕也が有名(生前はタダの不良老人のようであったが、実は日本でロックの発展に貢献し一時代を築いた偉人である)。ニコニコ動画的には、ボーカロイドに本格ロックを歌わせるVOCAROCKというジャンルがある。
掲示板
40 ななしのよっしん
2023/09/03(日) 18:51:38 ID: bkd4zF7ch2
>>31
>ビートルズなんかロックじゃないとロックファン(笑)は言っているし
まずそんな事言ってるやつ見たこと無い
ビートルズの曲はイエスタデイくらいしか知らない若者でビートルズってロックなの?って言ってる人はたまに見るけど
少なくとも5~60年代の音楽事情を最低限知ってる人でビートルズなんかロックじゃないとか言ってる人とかたぶん1人もいないと思う
41 ななしのよっしん
2023/09/05(火) 16:55:51 ID: 1o8uLWjJBy
嘗ての反骨の不良の象徴もいまやノスタルジー商法な印象
むしろ最初から商売か?
42 ななしのよっしん
2023/09/05(火) 23:07:08 ID: 8OdXMWn8eU
黒人音楽を白人がやるというのがそもそも最初は反体制的だった
イギリスのシーンでは公民権運動のただ中ではない分
サブカルチャーとしての色合いが強かった
ビートルズは「黒人音楽をやる白人」っていう図からの脱皮という感じ
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最終更新:2023/11/30(木) 04:00
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