二胡は中国の伝統的な擦弦楽器。二の字が示すとおり2本の弦を持ち、弦の間に馬の毛でできた弓を挟んで弾く。ボディにはニシキヘビの皮が張ってある。
唐代~宋代に西方より伝来したが、当初は現在のような細かい分類が無く単に「胡琴(異民族の弦楽器)」と呼ばれていた。中国楽器の中では比較的新しい楽器で、主に民間での劇伴音楽や合奏に使われていた。新しい時代に伝来したためか、宮廷音楽などで公式に使われることは無かった。あくまで庶民の楽器である。
現在見られる二胡は作曲家、演奏家の劉天華(1895-1932)が独奏楽器として改良を加えたもので、それまでの4度調弦から5度調弦に変更して音域が拡大した。これはバイオリンの調弦に倣ったもので、独奏のための奏法もバイオリンから導入された。
最終的に現在の形になったのは1980年代であり、極めて新しい楽器といえる。20世紀以降の主な改造ポイントは以下の通り。
項番 | 変更点 | 変更内容 | 変更の目的 |
1 | 調弦の変更 | 4度 → 5度 | 音域の拡大 |
2 | 弦の材質の変更 | 絹 → 金属 | 音量を拡大、音質の変更 |
3 | ボディの形状変更 | 共鳴しやすい形に | 音量の拡大 |
4 | 棹の形状変更 | 円形 → 楕円形 | 音質の変更、音域の拡大 |
5 | 奏法の確立 | バイオリンを参考に独奏向きに | 表現力を拡大 |
このように、この楽器を「伝統楽器」もしくは「古楽器」と呼ぶのは躊躇があるかもしれない。逆に考えれば、これらの改造のおかげで現代のポピュラー音楽に馴染みやすい特徴を獲得したといえる。
※二胡に限らず古筝、月琴、琵琶、笙など、現在の中国の伝統楽器は20世紀以前の音色をほとんど留めていない。本来の音が知りたい場合、日本の雅楽器など周辺国の伝統楽器の方が本来の音に近い音色を持っている。
八雲日記 第一節や東方紅魔郷 プロローグ
等の声当てをしている女性である。
八雲日記では「かわいい」や「合ってる」など、評価は高い。(特に藍さまが)
しかし、受験生という身でありながら、動画投稿をしているので少々受験が心配である。
また、八雲日記で「辰」(たつ)を「寅」(とら)と読むという間違いっぷりを発揮、大丈夫なのだろうか・・
掲示板
21 ななしのよっしん
2015/01/17(土) 12:43:06 ID: 2p20lFYaJ3
22 ななしのよっしん
2018/03/04(日) 22:39:11 ID: QLyKBpbnEN
>>sm19163513
二胡を使用した(と思われる)STGの名曲
23 ななしのよっしん
2021/09/03(金) 03:33:40 ID: rECmk7ZiQf
よく二胡を指して"胡弓"って言うけど胡弓は全く別の日本の伝統楽器を指す言葉だから正確には胡弓って呼び名は間違いらしいな
調べた感じ弓で弾く小さい三味線みたいな楽器で明治時代以降尺八に取って変わられたらしい
ググっても教室とか近所に無いから琵琶並に絶滅危惧種かもしれんな
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最終更新:2024/12/18(水) 14:00
最終更新:2024/12/18(水) 13:00
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