信濃大町駅とは (シナノオオマチエキとは) [単語記事]

信濃大町駅とは、長野県大町市にあるJR 大糸線の駅である。駅番号は23。

概要

1916年（大正5年）7月5日開業。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線。駅舎側から1・3・4番線となっており、どのホームからも両方向に発着可能となっている。特急は全て駅舎に面した1番線から発着する。ちなみに2番線は留置線であるため欠番。

大町市の代表駅であり、特急「あずさ」の停車駅となっているほか、普通列車の大半は当駅発着となる。
また、立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口でもあり、2010年にアルペンルートをイメージした山小屋風の駅舎に改築されている。もっとも、本来の玄関口はここから路線バスでさらに奥に行った関電トンネル電気バスの扇沢駅なのだが。

当駅からはアルピコ交通による日向山高原・扇沢駅行路線バス（北アルプス交通（関電アメニックス）と共同運行）と長野駅行特急バス、および新宿駅行の中央高速バス（京王バス東と共同運行）などが発着している。

開業時は松本駅～当駅間を結ぶ信濃鉄道の終着駅として開業した。その後、当駅と糸魚川駅を結ぶ国鉄の路線計画が生まれ、大糸線（信濃「大」町・「糸」魚川）と命名される。後に信濃鉄道は買収され、大糸線の一部となるが路線名は現在に至るまでそのままである。

JR東日本
路線名	種別	隣の駅（上り）豊科駅・松本駅・新宿駅方面	当駅	隣の駅（下り）南小谷駅・糸魚川駅方面
■大糸線	普通	南大町駅	信濃大町駅	北大町駅
	快速（上り1本のみ）	信濃常盤駅		-
	快速（上り1本のみ）	-		信濃木崎駅
	特急「あずさ」	穂高駅		白馬駅