先代ミス・アルメリアとは、「アイドルマスター ミリオンライブ!」シリーズの劇中劇「聖ミリオン女学園」の登場人物である。
劇中劇の人物であるため、そちらの知識があることを前提に記述する。
ちなみに本名は不明。本記事では以下、原則として「先代」と呼称する。
ミリオンライブ!のアプリゲーム「シアターデイズ」(以下ミリシタ)にて、2021年6月下旬に開催されたゲーム内イベント「プラチナスターテール ~聖ミリオン女学園 あなたへの花束~」のイベントコミュに登場する。セリフこそ存在するものの、コミュ内では顔が映らないよう処理されており、キャラクターボイスも存在しない。
佐竹美奈子のお姉さまであり、美奈子たちの代(現3年生)の2学年上にあたる。
園芸部員で温室の管理を担当し、「緑の指を持つ」と称される程植物の扱いに長けていた。
さてこの先代だが、「あなたへの花束」ではとても大きな存在感をもって登場した。
当イベントでは3年生で当代のミス・アルメリアである美奈子と、同学年だったが休学し1年生として復学した白石紬のストーリーが展開されるのだが…。
先代が誰かと姉妹関係を結んでいたが解消
↓
美奈子・紬が入学
↓
美奈子・紬がそれぞれ先代の妹になろうかと考える
(先代を慕う気持ちの強さで言えば紬>美奈子、美奈子には別の感情があった)
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先代が紬を妹に誘う
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紬が病気のため入院、休学
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先代が美奈子を妹に誘う
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美奈子は先代の妹になり、ミス・アルメリアの称号も継承する
↓
イベントコミュの展開へ
大まかな流れとしてはこんなところだが、特筆すべきは先代が美奈子に対して「妹にならないか」と声をかけた点である。
紬の休学で別の人を妹に迎えようとしたこと自体は、「伝統を絶やさないため」という解釈もできるだろう(先代本人もその旨の発言をしている)。
だがこの先代、同時にでかい爆弾を投げ込んでくるのであった。
本当は美奈子が妹に欲しかった(「可愛いあの子」によく似ているから)。
にもかかわらず紬を妹に指名したのは、紬が妹になれば美奈子が必ずそばにいるからだ、と。
ここで「紬が妹になれば美奈子が必ずそばにいる」という点だが、作中美奈子は紬に対して単なる友情以上の感情を抱いていることが示唆されている。
先代はこれを踏まえ、
美奈子が妹になり紬がデラシネ(姉妹関係を持たない生徒の通称。意味は「根無し草」)になれば、紬は美奈子のことを絶対に忘れない。
と囁きかける。
そうなった場合、紬から美奈子への感情は強い憎悪になるはずだが、それでも美奈子は紬から誰よりも強く思われる状態を手にできると言うのだ。
「好きの反対は無関心」という言葉もあるが、嫌いもまた無関心の反対であり繋がりとしては途切れない。
そんな含意なのだろう。
ここから話がどう進んでいくのかは、是非自身でコミュを見て確かめてほしい。
なお先代の言う「可愛いあの子」については詳細が語られないままであった。
以前の妹なのか、それとも別の人物なのかは2021年6月現在不明。
声も顔もわからないモブでセリフもわずか…そんな先代ミス・アルメリアがここまで熱く語られるには、当代のミス・アルメリアである佐竹美奈子について説明する必要がある。
ミス・アルメリアとしての美奈子はGREE版から登場していたがどんな役回りであったかは語られず、温室を管理している事、妹たち(所恵美・周防桃子)と理想的な姉妹関係を築いているという事くらいしかわからなかった。
しかし「あなたへの花束」においてアルメリア姉妹と紬に焦点が当てられると…
…など、掘り下げれば掘り下げる程とんでもなくヤバイ奴だという事実が次々判明、最後に解放される美奈子・紬ルートで何が語られてしまうのか戦々恐々とする中、満を持して登場したのが先代ミス・アルメリアと言う訳である。
本命を傷つける事で自身の存在を刻み、自身は代用品を愛でるあまりに歪んだ愛が先代から継承された物であると判明したことで、積みあがった美奈子への評価がそのまま先代へ移行する事になった。故にわずかな出番でその存在を強烈に刻み込んだのである。
ミリシタの機能「聖ミリオン女学園 生徒手帳」において、アルメリアの花言葉として「思いやり」「同情」「共感」が挙げられている。先代ミス・アルメリアに関して、これをどう解釈するかは各自の自由である。
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最終更新:2025/12/06(土) 03:00
最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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