呆れるほどに有効な戦術とは『ACPファイズ』である。
元ネタは「第2次スーパーロボット大戦Z」の主人公であるクロウ・ブルーストの搭乗機
「ブラスタ」の武装のうちのひとつ。
クロウ曰く「呆れるほどに有効な戦術」「コイツはオレの十八番」「とっておきのコンバットパターン」。
上から見ると機体の軌道がギリシア文字のφ(ファイ)を描いているためこの名称になったのだと思われる。
破界篇では強化前のブラスタの最強武装であり、締めが射撃と格闘の2パターンが存在する。
実はかつてクロウが特殊部隊「ファイヤバグ」にいた際に隊長であるマリリン・キャットから教わった技である。
作中でマリリンが部下複数人にこのコンバットパターンを実行させているシーンがあるため
本来はクロウの様に単独で行うパターンというわけではないようだ。
ちなみにこのACPファイズ、攻撃モーションが非常に長いことで有名である。
見ているうちに飽きて×ボタンを押したプレイヤーが続出したとか。
一応、再世篇ではこの点はやや修正された模様で、各モーションが高速化したほか
格闘版と射撃版のモーションが合成されて、10秒ほど短縮されている。
再世篇でエスター・エルハスの乗る機体「ブラスタEs」も本来はこのコンバットパターンを使用する予定だったが
エスターがACPファイズのGに耐えられなかったため、より単純な突撃パターンである「ACPイオタ」が採用された。
天獄編ではリ・ブラスタBをベースにRの要素を盛り込んだ新たな機体、リ・ブラスタTとなり、
SPIGOT-VXMの演出にACPファイズの動きが取り入れられて復活した。
攻撃が更に洗練され、ミサイルとバンカーで相手を捉え、SPIGOTで包囲して火力を集中しつつ円の動きを行い、トドメに強化されたベイオネット・スパイカーで貫く流れとなった。とてもスッキリとしつつ、迫力ある仕上がりになっている。
ブラスタ以外でもスパロボ関連、特にスパロボオリジナルの機体の攻撃演出で「敵の周囲を円を描くように回り込みながら攻撃を集中させる」という演出でこのコメントが流れることがある。
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最終更新:2025/12/14(日) 20:00
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