大分自動車道

大分自動車道（略称：大分道）とは、九州地方にある高速道路（有料）である。

概要

佐賀県鳥栖市（鳥栖JCT）から福岡県南部地区を経由しながら大分県速見郡日出町（日出JCT）へ至る総延長104.7kmの路線。かつては日出JCTから速見ICへ至る速見支線（3.3km）が存在したが、2015年3月1日に東九州自動車道の一部に変更された。また、開通当初から鳥栖JCT－日出JCT－大分米良IC間を大分自動車道としており、そのうち日出JCT－大分米良IC間は東九州自動車道との重複区間であったが、2018年8月に重複区間は東九州自動車道に変更された。

当初は大分ICまでの計画であったが、後に現在の大分米良ICまでの計画に変更されている。大分ICの構造や大分IC手前に本線料金所を設置しようとして土地を確保したあたりにその名残が見られる。

• 法定路線名は「九州横断自動車道長崎大分線」で、これの東側半分を「大分自動車道」と呼んでいる。（西側半分は「長崎自動車道」）
• 日出JCT－大分米良ICの区間は長らく東九州自動車道との重複区間であったが、2018年8月に東九州自動車道に編入し、大分自動車道は鳥栖JCT－日出JCT間に変更された。これにより総延長が134.5kmから104.7kmに減少している。
• 全線4車線で供用されている。
• 最高速度は鳥栖JCT－杷木IC間が100km/h、それ以外の区間は80km/hである。（平常時）
• 日田～日出のあたりは標高の高い山間部を通っているので坂道が多く、霧も発生しやすい。
• そのため、この区間では濃霧による速度規制（もしくは通行止め）が頻繁に発生する。
• 冬季は積雪による速度規制や通行止めも多い。
• 大分道沿線からの由布岳の眺めは壮観である。

大分道のIC・JCT・SA・PA

大分道のインターチェンジなどを記す。水色が福岡県、ピンク色が佐賀県、緑色が大分県である。

また重複路線はIC番号の右側に記載してある。JCT：ジャンクション、IC：インターチェンジ、SIC：スマートインター、BS：バスストップ、SA（PA）：サービスエリア（パーキングエリア）。

IC番号	施設名	備考	所在地
E3 九州自動車道（福岡・熊本・鹿児島方面）、E34 長崎自動車道（佐賀・長崎方面）
（9）	鳥栖JCT	鳥栖IC出入口 E3 九州自動車道（福岡・熊本方面） E34 長崎自動車道（佐賀・長崎方面）と接続	佐賀県	鳥栖市
－	大板井BS	バス停	福岡県	小郡市
－	井上PA	上り線のみ利用可（鳥栖方面）
1	筑後小郡IC
－	大刀洗PA	下り線のみ利用可（大分方面）		大刀洗町
2	甘木IC	朝倉市中心部への最寄りインター		朝倉市
3	朝倉IC
－	山田SA	給油所あり（※7:00～22:00） ※夜間運転する際はガス欠に注意!
4	杷木IC	原鶴温泉・筑後川温泉への最寄りインター
－	萩尾PA		大分県	日田市
5	日田IC	中津日田道路（中津・耶馬溪方面）と接続予定（調査中）
－	日田BS	バス停
6	天瀬高塚IC			玖珠町
－	玖珠SA	SAだが給油所なし。 コンビニあり（24時間営業）
7	玖珠IC
8	九重IC			九重町
－	水分PA
9	湯布院IC			由布市
9-1	由布岳PA / SIC	絶景スポット（由布岳）
－	天間BS	バス停（休止中）		別府市
10	日出JCT	E10 東九州自動車道と接続		日出町
E10 東九州自動車道（上り：北九州・中津・大分空港方面、下り：大分・佐伯・宮崎方面）

関連動画

関連項目

• 日本国：高速道路一覧
• 九州自動車道
• 長崎自動車道
• 東九州自動車道
• 宇佐別府道路
• 鳥栖ジャンクション
• 佐賀県 / 福岡県 / 大分県