山﨑颯一郎とは (ヤマザキソウイチロウとは) [単語記事]

山﨑颯一郎（やまざき　そういちろう、1998年 6月15日-）とは、吹田の主婦石川県出身のプロ野球選手（投手）である。現在はオリックス・バファローズに所属。

概要

小学3年生から野球を始める。中学時代はボーイズリーグの世界大会優勝を経験。

高校は敦賀気比高校に進学。2年春のセンバツにはベンチ入りするも登板機会なし。2年秋の明治神宮大会では優勝投手に。3年春のセンバツでは1回戦完投勝利も2回戦で敗れた。甲子園との縁は決して強くはなかったが、「北陸のダルビッシュ」としてプロ注目投手となり、2016年度新人選手選択会議でオリックス・バファローズから6位指名を受ける。背番号63。

プロ入りから3年は一軍登板はなく、二軍で主戦投手として活躍していた。2018年にはU-23ワールドカップに日本代表として派遣され、準優勝に貢献する。

2019年に右肘を負傷しトミー・ジョン手術を受けたため、戦力外通告を受けた後に育成選手として契約した。背番号135。

2020年 10月に二軍戦で復帰。オフに再度支配下登録され、背番号が63に戻る。

2021年は4月終わりに一軍初昇格。5月1日の福岡ソフトバンクホークス戦（京セラドーム大阪）、9点ビハインドの7回にプロ初登板を果たし1回無失点。その後再度二軍調整となり、7月8日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦（京セラドーム大阪）でプロ初先発。この時は5回無失点で5回裏に1点を勝ち越したが、直後の楽天の攻撃で救援投手が失点したため勝ち負けはつかなかった。その後は先発ローテーションの一角に定着。4試合投げてなかなか勝ち星がつかなかった（2敗）が、9月29日、首位争いの中の3連戦・千葉ロッテマリーンズ戦（ZOZOマリンスタジアム）で6回途中2失点のピッチング、味方から8点の大量援護を貰い、先発6試合目にしてプロ初勝利を果たした。なお、失点を許したのは加藤匠馬のプロ初ホームランであり、初物尽くしの試合となった。東京ヤクルトスワローズとの日本シリーズでは第4戦に登板。5回1失点だったが、降板直後に宗佑磨の同点タイムリーが飛び出して黒星は消えている。

2022年は開幕から先発ローテーション入りしたが、右肩の故障で二軍に降格。8月に中継ぎとして復帰して好投を重ね、9月2日のロッテ戦でプロ初ホールド、9月20日のロッテ戦でプロ初セーブを記録した。2敗セーブ6ホールドを記録し、リーグ連覇に貢献。
日本シリーズではセットアッパーとして好投し、26年ぶりの日本一に貢献した。

2023年は第5回WBCにて腰の張りで出場登録を抹消された栗林良吏の代わりに選出されたが、登板機会はなかった。
開幕一週間前に合流し、開幕を一軍で迎えた。徐々に調子を上げて4月30日のロッテ戦で160km/hを計測。平野佳寿の離脱時は抑えも務めるなど好投を重ね、夏場にはファン投票でオールスターゲームに選出された。9月27日に左腸腰筋の筋損傷と診断され、一軍登録を抹消された。シーズン成績は53試合の登板で1勝1敗9セーブ27ホールドだった。
日本シリーズ第5戦で復帰したが、3安打1失点を喫した。オフに背番号を21に変更した。

2020年のファン感謝祭にて、山本由伸と頓宮裕真の実家隣同士の料理対決の審査員として登場したのだが、その時「吹田の主婦」として三角巾に裸エプロンといういで立ちで登場。

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 https://twitter.com/Orix_Buffaloes/status/1335763516930674688

他の審査員2人（杉本裕太郎が「神戸のパティシエ」、近藤大亮が「京都の和菓子屋」という設定）もなかなかインパクトがあったのだが、190cmの筋骨隆々の男の裸エプロンで対決内容共々霞んでしまい、以後「主婦」などと呼ばれることが多くなった。なお、翌年のファン感謝祭においても「神戸のパティシエ」共々登場している。