恋はいつでもハリケーンとは、漫画「ONE PIECE」の世界のことわざである。
作中で具体的な解説はされていないが、字面や発言前後のやりとりでなんとなく意味が理解できる秀逸なことわざである。
作中での登場機会は以下の通り。
ゾロ
「てめェひっこんでろ!! 話がややこしくなんだろうが!!!」
初登場。シリアスな会話のシーンでサンジがナミと再会した喜びを抑えきれず騒ぎ出し、それをゾロが止めようとしたが、それに反発してサンジが発言した。ここでは「恋は『いつも』ハリケーン」となっている。
この時点では巷に知れ渡ったことわざだということは明らかにされておらず、サンジの性格も相まって、大半の読者は彼のたわごとだと思っていただろう。
ニョン婆
「蛇姫の病は……“恋煩い”!!!
先代たちの死因は“恋焦れ死に”!!!
東の海にはこんな諺があるという…
“恋はいつでも!!ハリケーン”!!!」
世界政府を嫌うボア・ハンコックは、王下七武海の一員でありながらその召集命令を拒否していた。しかしルフィが兄・エースの救出のためにその召集場所であるマリンフォードに向かいたいと言うと、頬を赤らめつつそれを承諾。唯我独尊な性格のハンコックが恋に落ちた様を見たニョン婆は驚愕し、このことわざを思い出したのだろう。
ハンコック
「お前に一つ教えてやろう…
“恋はいつでもハリケーン”なのじゃ!!!」戦桃丸
「何だそりゃあ!!!」
マリンフォード頂上戦争にて、建前上は世界政府側の戦力であるハンコックはルフィをサポートするような行動をとる。それによって自分が指揮するパシフィスタをいくつも破壊された戦桃丸はハンコックに対してどういうつもりかを問い詰め、それを受けてハンコックがこのことわざで返している。おそらく先のニョン婆の発言を受けて、このことわざを知ったのだと思われる。
ちなみに頂上戦争後にルフィはハンコックの根城であるアマゾンリリーに匿われるわけだが、世界政府はそれを把握できていなかった。戦桃丸はまさかハンコックがルフィと通じていて、しかもルフィに恋しているなどとは、この会話を経てもなお夢にも思わなかったようである。
O(尾田)
「チョッパーが本当に恋をしたら、僕にも止める事はできません。
なぜなら「恋はいつでもハリケーン」だからです!!」
単行本の質問コーナーに「チョッパーに恋愛をさせないで下さい」というお便りが届き、それに対しての作者・尾田栄一郎の回答としてこのことわざが用いられた。ページ内には、上記3つのセリフのコマが引用として載せられている。
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最終更新:2025/12/08(月) 10:00
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