東舞鶴駅とは (ヒガシマイヅルエキとは) [単語記事]

東舞鶴駅とは、京都府舞鶴市にあるJR西日本の駅である。小浜線、舞鶴線が乗り入れている。

概要

小浜線・舞鶴線が発着する駅で両線の起点駅かつ金沢支社と近畿統括本部の境界駅。福知山駅を管理駅としている。線路は繋がっているが、支社境界の関係で小浜線と舞鶴線を直通する列車は現在は車庫停泊絡みの上下一本のみで、系統が此処で分離している。

また臨時列車に京都丹後鉄道の「くろまつ」が天橋立から京都丹後鉄道宮津線を経由し西舞鶴から乗り入れ、小浜に向かう一往復(週末・祭日)があり、JR西日本のキハ189系「はなあかり」による同経路(起点は城崎温泉駅)での乗り入れも行っている。

ホームは島式ホーム1面2線を有しており、縦列停車が行われることもある。特急「まいづる」の終点であり、始発時は綾部駅で方向転換を行う為、車両は逆方向で入線する。駅舎は南北に出入り口があり、海側の北口にはバスロータリー(京都・大阪・神戸等の高速バス・周遊バス等)、南口至近に商業施設がある。

かつては「新舞鶴駅」という駅名で日本海軍舞鶴鎮守府への最寄り駅として広大な敷地と貴賓室を備えた豪華な駅舎であったが、再開発により全て姿を消した。また旧舞鶴鎮守府・海軍工廠への物資及び就労者輸送として中舞鶴支線も分岐していたが1972年に廃止されている(現在路線跡の一部が遊歩道として整備)現在も舞鶴市役所及び海上自衛隊舞鶴総監部の最寄り駅であり、主だった行政施設が集中している。