まいづる(列車) 単語


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マイヅル

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まいづるとは、山陰特急である。

概要

1999年舞鶴線電化に伴い設定された特急で、京都駅東舞鶴駅間を結んでいる。山陰本線電化に伴う「あさしお止により一時的に京都駅東舞鶴駅を結ぶ優等列車がない状態であったため、電化のうえ京都発着便を新たに設定することとなった(ただし、西舞鶴駅までは「タンゴエクスプローラー」で到達可であった)。
列車設定にあわせて、北近畿タンゴ鉄道が「タンゴエクスプローラー」と「タンゴディスカバリー」の運行区間を入れ替えたほか、JR小浜線気動車急行わかさ」を止した。
なお、小浜線の電化以降、急行わかさ」の代替として一時的に小浜駅まで乗り入れた事がある。

1999年の運行開始以降しばらくはグリーン車連結の4両または6両編成で単独運行されていたが、「しらさぎ」に683系2000番台が投入されたことで余剰となった485系3両編成を183系改造のうえ転用し増発。2003年10月より山陰本線内では「たんば」など他の特急との併結運転となり、綾部駅で解結する体制に変更された。この為183系C編成が使用されるようになり、「まいづる」にグリーン車の設定はなくなった。

2011年の改正では新287系が登場。287系による2011年の置き換え対183系のA・C編成であり、運用されていた「まいづる」は全列車287系に置き換えられる事となる他、同区間の「タンゴディスカバリー」を「まいづる」に改称し2往復増発された(使用種、ダイヤタンゴディスカバリー時代と変わらない)。また、一部列車が停していた胡麻駅和知駅は全列車通過に改められた。
2024年3月改正では1・3・7・9・1113号/2・4・10・12号287系、その他がKTR8000形での運用となっている。

2022年ダイヤ改正で全定席に改められた。また、これに前後してチケットレス特急券の拡充などが実施されている。

なお、ダイヤが乱れた際は綾部駅で運転が打ち切られる場合がある。舞鶴線のみ運行の場合は山陰本線では併結相手が4連で単独運転となり、山陰本線側のみ運行の場合は舞鶴線普通列車で代行となる。

そんなこんなで運転区間の短さの割に「全線電化区間なのに電車のほか気動車使用列車がある・途中分割併合する・スイッチバックする・編成が短い」と言った沼の深い電車となっている。

また、この列車が併結されない「きのさき・はしだて」でも「特急リレー号」が福知山~東舞で運転される。

この列車現在まで運転を続けている理由として、舞鶴鎮守府には自衛隊の基地が多数存在し、一定の利用があるためである。

「まいづる」データ

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