桧森誓子とは (ヒモリチカコとは) [単語記事]

「わわわっ、感謝します！」

桧森誓子（ひもりちかこ）とは、漫画及びアニメ作品「咲-saki-」に登場するキャラクターである。

待って、この概要が終わってからね

6月17日生まれ。身長 164 cm。
北海道代表・有珠山高校の3年生で部長。団体戦では次鋒を務めている。
金髪で白ニーソ、やたら刺々しい睫毛が特徴。2年の本内成香と仲が良い。
獅子原爽・岩館揺杏とは幼稚園からの幼馴染であり、自宅にある避難車でよく遊んでいたようだ。自宅は教会らしく、避難車はそこの備品では？と推測する向きもある。
小学校以降は爽・揺杏と離れており、逆に成香とは小学校の鼓笛隊で知り合ったという。
麻雀経験は小学校の頃からあり、伊達市の大会でベスト8になったのが自慢。
成香からは「チカちゃん」、爽からは「チカ」、揺杏からは「チカセン（誓子先輩の略）」と呼ばれている。

有珠山麻雀部でリーダー的存在として振舞っているのは爽だが、部長の役職は彼女。
元々誓子と爽が入部した際はアナログゲーム部と化しており、二年上の先輩である小納谷が週に一回遊びに来る程度、一年上の先輩である矢元も受験のためほぼ幽霊部員状態だったため、後輩が入部してくるまでは爽と二人きりだったらしい。
爽はどことなくいい加減そうな雰囲気を持っているため、比較的真面目そうな彼女が重要な仕事を担っているのかもしれない。

……が、そんな誓子も自分がジャンケンで負け続けていると勝つまで繰り返そうとしたり、七並べで優位に立っている時は抜けようとした爽に笑顔で釘を刺したりと、意外に強引で負けず嫌いな面がある。
そもそも麻雀目当てで麻雀部に入ったにも関わらず、その後二年間アナログゲーム生活を送っていたことに対して特に疑問に思っている所が見られなかったりと、彼女もどこかズレた感覚を持っているのかもしれない。
また爽曰く成香を怯えさせた前科があったり、1年の頃は一週間に一回不機嫌になっていたりと、初登場時の「天然お姉さん」といったイメージがどんどん崩れていっているが、そこが魅力でもある。
（ちなみに1年の頃に週一で不機嫌になっていた理由について、上記の小納谷先輩が誓子・爽が1年の時に週一で遊びにきていたという話があるため、それが絡んでいるのではないかと噂されている）

以下ネタバレ

フナQ 曰く「（全国レベルって感じはしないが）少し頑張っている次鋒」と、これまでの試合では活躍していたようだ。
しかしその評価に反して、準決勝の描写ではわかりやすい反応から染谷まこや真瀬由子から聴牌を察知されてしまうなど、麻雀の打ち方はどこか辿々しい。
が、準決勝次鋒戦では倍満をツモるなど健闘し、-4200の3位と最小限の出血で抑えて後ろに繋ぐ。
本人の言うとおりそこそこの麻雀経験者であるのだが、同じく「全国レベル未満」と評されかつ未経験者だった成香と比べても、初心者のような面が目立っていた。
しかし配牌や引きではかなりの良さを見せており、どことなく妹尾佳織を連想させるタイプである。