森の国 スチームガーデンとは、任天堂から発売されたゲーム「スーパーマリオオデッセイ」に登場するステージである。
機械の赤と植物の緑のコントラストが美しい、植物と機械のユートピア。
主要産業として花を育てており、温室の外は高い山が見える。
ここの住人は有機物ではなく、台形のボディを持ったじょうろのようなフォルムの作業用のロボットたちで、ガーデナ人と呼ばれている。機械ラシク、カタカナ語デ、ハナス。が、愚痴ったり喜んだりと喜怒哀楽は解りやすい。ローカルコインはナット型。
ステージ全体が超巨大な温室というビックリな環境で、真っ赤な鉄骨造の巨大建造物に緑の草が直接生い茂り、所々にある平地では白い花が育てられている。相反する二つが奇妙な調和をしており、ありがちな「機械に侵略された自然」とは違うかなり独特な雰囲気を醸し出している。
ステージの下層は樹海となっており、開始地点付近から下へ飛び降りると日の当たらない樹海へと飛び降りることができる。
全域でガーデナ人が作業をしており、独自のメンテナンスだけで巨大装置を長年にわたって維持しているという。青色の個体からは植物のタネを貰うことができる。
初回はクッパがブーケの花を奪うために訪れており、ブルーダルズとの戦闘になる。
足場はそこまで悪くないものの背が高いステージなので、ジャンプアクションを良く練習しながら挑みたい。
ここの機械は今でこそ花の栽培のために改造されているが、そもそもは何のために作られたのか解らない。
すなわち、本来の目的は既に失われ、作業用のロボットと植物だけが残った国と言うことになる。
ガーデナ人も塗装の傷み具合が様々であったり、捨てられていたり、新品の個体がずらりと並んでしまわれている場所があったりと、どこか前文明の遺産のような終末観が漂っている。
現在の住人からすればユートピアなのではあるが・・・
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最終更新:2025/12/10(水) 12:00
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