模

模とは、模範という意味の漢字である。

漢字として

模

Unicode

U+6A21

JIS X 0213

1-27-56

部首

木部

画数

14画

意味

型、模範、模様という意味の漢字である。〔説文解字・巻六〕には「法なり」とある。また、摹（摸）と通じて、撫でる、真似る、という意味がある。摸を代用する。

字形

形声で声符は莫。

音訓

音読みはモ、ボ、訓読みは、かた、のっとる。

規格・区分

常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。

1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

模擬・模型・模刻・模試・模式・模写・模造・模範・模倣・模本・模様

異体字

橅

Unicode

U+6A45

JIS X 0213

1-86-12

JIS X 0212

37-6

部首

木部

画数

16画

𡆶

Unicode

U+211B6

部首

囗部

画数

7画

𤏠

Unicode

U+243E0

部首

大部

画数

16画

𡘲

Unicode

U+21632

部首

大部

画数

10画

• 橅は、〔康煕字典〕に模と同じとある異体字。日本では木の名前（ブナ）として使われる。JIS X 0213第三水準。JIS X 0212補助漢字。
• 𡆶は、〔正字通〕にある異体字。漢の石碑にあるという。
• 𤏠は、〔韻会〕にある異体字。
• 桙は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。〔集韻〕には杅と同じとある。
• 𡘲は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。〔篇海類編〕には「音、模。法なり、𠛬なり、規なり」とある。