汚濁の御子

少年が背負ったカルマ、そして屈折した愛欲

「性欲とは神が与えし大罪!」

汚濁の御子とは、株式会社コートコーポレーションによる2003年のゲイビデオ、「BABYLON STAGE 42 少年犯罪」に第三章として含まれるエピソードである。

概要

ポルノグラフィにドラマ要素を盛り込んだバビロンシリーズにおいても異色の作品で、非常に内省的、破滅的な内容。1990年代後半から2000年代前半までの、閉塞感に満ちたセンチメンタルな世界観は現代の我々にとっては「中二病」の一言で片付いてしまいそうな、滑稽なものとして映っているだろうか。
視聴者によってはキャラクターなどの要素が「Fate/stay night」シリーズを連想とさせるようだ。

印象的なクラシック音楽の使い方やあの黒い画面に自己陶酔的な文章がタイピングされる演出など、岩井俊二監督による2001年の映画「リリィ・シュシュのすべて」に影響を受けたと思われる箇所が多々ある。^[要出典]

登場人物

遠藤 通称AOK

父親と暮らす内気な学生。女教師富田に好意を抱いているように見えるが…

榎本 通称EMT

青木の同級生。青木と共謀し、女教師を襲う

富田 通称NRK(セイバー姉貴)

青木に対して面倒見のいい女教師。

一般通過爺

”通り過ぎる者、其の名は永久に忘れ去られてあれ”

名言集

柔らかい受肉を露わにした果実が

鉄屑の上を血を噴きだしながら転がる様に

明確に鋭敏に僕は絶望に侵食された

AOK

「精神の新陳代謝…性欲とは神が与えし大罪…逃れられぬカルマ…排泄行為に過ぎない！」

「Be quiet!」「お前の口から、もはや有益な情報も…カタルs、カタルシスに至る、逸話も出てこない…」

「お前は汚濁の御子だ」

「お母さんごめんなさい…お婆ちゃんごめんなさい…先生ごめんなさい…僕を死刑にしてください！」

「今日は、アドルフ・アイヒマンが逮捕された日なんですよ(暗黒微笑)」

EMT

「俺はただやりたいようにやるだけだよ」

「こう股を広げられて、『さぁ入れて』なんて言われても全然興奮しないんすよ」

「だから…Sっていう事は、Mって事なんじゃないかな？」

NRK

「へぇークラシックなんて聴いてるんだ、モーツァルト？（無知）」

「ゴム付けてよね…」

「力で女性を捩じ伏せるなんて…最も下劣で、憎むべき行為だと思います」

関連動画

関連コミュニティ

汚濁の御子に関するニコニコミュニティを紹介してください。

関連項目

• COAT
• 真夏の夜の淫夢
  • 淫夢関連項目一覧
• セカイ系