没DAM宣言とは (ボツダムセンゲンとは) [単語記事]

没DAM宣言とは、ニコ厨がニコニコ動画においてDAMに対して発した宣言である。具体的な宣言日時は不明。

宣言までの経緯

アニソンの豊富さと「レッツゴー！陰陽師」の配信など当初はニコ厨にも人気があったDAMだが、
JOYSOUNDがリアルタイムリクエストを始め、UGAもニコニコチャンネルを開設するなどしてニコ厨寄り
の路線を取り始めた結果、ニコニコ動画内での人気は決定的なものとなった。

しかし、ニコ厨をはじめとするアレな人たちがJOYに殺到したのでカラオケ店員の間では、
「JOYを選ぶやつ＝×××」のような固定観念が広まった。そのためニコ厨はJOYを頼む度に差別的
対応(主に白い目)をとられるようになった。

これらの現象を受け、原因をJOYとの差別化を謀るDAMととらえたニコ厨はニコニコ動画内において
「没DAM宣言」を発表した。

条文は以下の通りである。おもにDAMに対しての業務内容の改善を訴えたものとなっている。

　現在同人は日本のポップカルチャーにおいて多数の議席を獲得せし文化であり、それをないがしろにし、一切の対応を見せないDAMの差別的態度は業界シェア一位にあるまじき愚行である。よって我らの要求は以下の通りであり、宣言は永久に有効である。

五.　これらの要求を受け入れない限りDAMは没である。

かつてDAMにおいて配信されているニコニコの曲は「レッツゴー！陰陽師」のほか「エアーマンが倒せない」や
「男女」といった程度であった。しかし東方アレンジが「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」の一曲のみというのは
東方厨にとっては嫌がらせとしか思えないほど致命的であり、東方に対するDAMの挑戦的態度の象徴であるといえる。

かつてはボカロ曲も「アナロ熊のうた」と他の歌手にカバーされた4曲しかなかったが、2010年 10月12日に「鏡音レンの暴走」「お兄さんは心配性」を、10月19日に「脱げばいいってモンじゃない!」が配信開始され、翌20日にはDAM 公式 HP内に「VOCALOID特設ページ」が公開され、71曲のボカロ曲の配信が発表された。その後もさらに配信曲が増加していて二はすでに達成されているといってよい。

そのため、この宣言に批准しているのは一部の東方厨のみであったが、2013年 4月1日よりDAMでも投票による配信曲リクエストが行えるようになった。これにより四が達成されたほか、それにより既にチルノのパーフェクトさんすう教室などの配信が決定しているので、一も達成されたといえる。
しかし、投票によるリクエストは2014年 4月に廃止となり、元の形態に戻ることになる（ただし、リクエスト曲の一覧は掲載される予定）。