蠣崎氏

蠣崎氏/松前氏（かきざきし/まつまえし）とは、蝦夷国の大名である。

概要

蠣崎氏は清和源氏の武田氏の庶流というが、詳細はわからない。1450年ごろに蠣崎季繁の名が見え、安藤氏（のちの安東氏）に従い、蝦夷地へと渡った。

季繁以前の家系図がよくわからない。季繁は若狭武田氏の一族とされているが、やはり不明。彼は武田信広に娘を娶らせて蠣崎氏の家督を継がせた。蠣崎信広となった彼はアイヌとの戦いに奮闘していく。ちなみに信広は若狭武田氏の武田信賢の子と伝わるが、信広が1431年生まれであり、信賢が1420年生まれと辻褄が合わない。

信広以降はアイヌに苦戦しながらも、和議と称して謀殺するというスパンを繰り返していき、松前周辺の領土を死守した。5代・蠣崎慶広は1599年に徳川家康に蝦夷の地図や家系図を献上し、慶広は苗字を『松前』と改め、蝦夷地の権益もゲットした。

江戸時代は松前藩と活動し、米はとれなかったが、例外として1万石格大名として幕府に認められ、明治維新を迎えた。（幕末には3万石相当になっている）

＝蠣崎・松前氏略系図＝

• ‖：養子　／　下線付き：養子に行った人物
• 赤太字：蠣崎・松前氏当主

蠣崎季繁

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蠣崎信広

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蠣崎光広

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蠣崎義広

蠣崎高広

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蠣崎季広

蠣崎基広

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蠣崎舜広

明石元広

松前慶広

蠣崎正広

蠣崎長広

蠣崎定広

蠣崎吉広

蠣崎仲広

蠣崎守広

蠣崎員広

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松前盛広

松前忠広

松前利広

松前由広

松前次広

松前景広

松前安広

松前満広

蠣崎友広

蠣崎種広

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松前公広

松前直広

片倉景長

松前広国

片倉吉長

古内義憲

松前為広

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松前兼広

松前氏広

松前泰広

松前広諶

松前幸広

松前広維

松前広高

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松前高広

松前嘉広

松前兼広

松前当広

松前脩広

片倉村廉

秋保盛昌

関連動画

関連項目

• 戦国大名
• 戦国時代
• 戦国時代の人物の一覧
• 北海道
• 渡島総合振興局
• 松前町
• 松前城