コイとは、日本や中国などで古くから池や川などに広く分布している魚で、 食用や観賞用などを目的として養殖もされている。 特に錦鯉はその容姿風貌によっては思わぬ高値が付くことがある。
コイの寿命は魚にしては非常に長く、数十年以上生きる個体も存在する。
多少の水質悪化にも耐え、雑食性であるため、汚染が進んでいる水域でも生息可能である。
非常に貪欲で、大概のものには食いつく。
その雑食性、汚染に対する高い耐性、長寿ゆえ巨大化し天敵が少なくなる、デカいため見栄えが良く自治体が安易に放流する、などの要因により生態系を荒らすことも多い。実際、北アメリカでは泥臭いことから食用として好まれず、どんどん増えて問題になっている。IUCNが指定する「世界の侵略的外来種ワースト100」にも載っているほど。
国内では川魚の王者として親しまれているが、近年では日本でも国内移入種として問題となりつつあり、その視点において立場的にはブラックバスと相違ない。
近年ではコイヘルペスの流行により日本のコイの一大産地であった茨城県霞ヶ浦の養殖場が多大な被害を被った。
コイヘルペスで死亡したコイを食べても、人体に影響はない。
よく勘違いされる事があるが金魚は、コイの変異ではなく、フナ(ヒブナ)からの変異である。(ただし、フナとコイも同じ亜科に属しており結構似ている)
長野県の東信地方では、お祝い事でコイを食べる風習があり、休耕田や自宅の池などでコイを飼っている家が多い。ちなみに、年末等は地元のスーパーでも切り身で売ってたりする。料理としては味噌仕立ての鯉こくや、うま煮、甘露煮などで賞味される。洗いも美味であるが、特に天然物は寄生虫がついている場合があるので生食に際しては注意が必要。
釣り方は主にぶっこみ釣りやウキ釣り。独特の「吸い込み仕掛け」という螺旋状の針金と多くの鈎からなる仕掛けを用いる場合が多いが、一本鈎でも問題はない。
餌はミミズ(特に大型のドバミミズと呼ばれるものが人気)、練り餌、タニシなども用いられるが、コイの特効餌はサツマイモとされ、蒸かしたサツマイモや、芋ようかんもメジャーな餌である。
他に、コイは水面に浮かぶ食パンによく反応するため、飛ばしウキを使い水面に食パンを浮かせて残った食パンを食べながら釣る「コ式」という方法もよく知られている。
また、大型のドライフライを用いたフライフィッシングも、身近なビッグゲームとして近年人気がある。あまり人気は無いが一応ルアーで釣ることもでき、スプーンやラバージグなどが用いられる。
中国では川を上りきったコイは龍に変化すると信じられており、大成を願う魚となった。
こいのぼりの由来はこの伝説にちなむ男子の立身出世を願う行事である。
また、ポケモンのコイキングとギャラドスの関係もこの伝説に依る。
掲示板
35 ななしのよっしん
2023/07/22(土) 16:01:59 ID: MC1mKQIWNE
カメ五郎氏が昔多摩川の鯉を鯉こくにして食べてたな
>>sm13678469
>>sm13704322
36 ななしのよっしん
2023/09/16(土) 18:08:29 ID: RRJs3cUefP
>>34
ちょうど福岡県産鯉の洗いってのを見付けて食べたけど臭みなんてサーモンの刺身より無いよ
淡白で柔らかく少しザラザラした感じ
37 ななしのよっしん
2024/03/05(火) 17:15:26 ID: cMFZTCYGIw
悪食で雑食だけど以外にグルメでパンや芋は大好きだけど魚肉ソーセージは嫌いみたいね
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最終更新:2025/02/14(金) 00:00
最終更新:2025/02/14(金) 00:00
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