貧乳回避とは、胸部の薄さを最大限に活かした攻撃回避方法である。
正面投影面積を減らす事は、生身の人間同士の争いのみならず、兵器開発においても重要な要素である。無駄な被弾面積の減少はそれだけ生存性を高め、防御しなければならない面積の軽減による必要装甲量の減少は、ジェネレータの必要推力の低減や燃費向上といったメリットが生まれるためである。
人体は正面を向いている時より身体を横にした時の方が正面投影面積を減らす事ができる。武道、武術では必要に応じて身体を横向きにして相手から見える面積の低下と共に急所を隠し、銃撃戦を想定した現代戦においても不意の被弾を極力減らすために横向きに近い斜めの姿勢を基本とする事が多い。
ただし、胸部が厚めの場合は身体を正面から横にしても胸部に限っては正面投影面積が減りづらく、また攻撃以外の移動時の障害回避と言った場面においては、突出した胸部の厚みで通ることができない事もある。
ところが胸部が他者よりも薄い者の場合、通常の胸部であれば当たっていた攻撃が回避できた、等という事が起こりうるのである。そういった光景を含む動画に対して、ニコニコ動画などでは「胸があったら即死だった」「乳があったら即死だった」等のコメントが投稿されることもある。これは機動戦士ガンダムの台詞「ヘルメットがなければ即死だった」が元ネタではないかと思われる。
胸の薄さを題材にした攻撃回避の場面描写はこれまでもぽつぽつとあったが、明確に「貧乳回避」と台詞まで叫んだ作品としては「境界線上のホライゾンⅡ」がある。作中のネイト・ミトツダイラがF・ウオルシンガムとの戦いにおいて披露した。尚、同作での対義語(?)として「巨乳防御」があるそうな。
明確に「貧乳回避」と叫んだ記念すべき(?)場面
胸があったら即死だった(2:33頃から)
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最終更新:2024/05/10(金) 04:00
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