貪欲な壺とは、遊戯王OCGのカードである。
「貧欲(ひんよく)」ではない。「貪欲(どんよく)」である。
《貪欲な壺/Pot of Avarice》
通常魔法
(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスター5体をデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分は2枚ドローする。
デッキを増やしつつ手札を増やす効果を持つ。ただし、デッキにある引きたいカードを引きにくくなる点、対象としたモンスターがD.D.クロウ等で1枚でも墓地から移動すると不発になる点が悩みの種。
エクストラデッキのモンスターとは相性が良く、メインデッキ以外を使用する他素材を使うため墓地が肥えやすく、デッキに戻すのがエクストラデッキのモンスターであればデッキにあるカードを引く確率は減らないし、そのモンスターの再利用が可能。特に特定の召喚法でしか特殊召喚出来ないモンスターを再利用出来るのは利点。
シンクロ召喚登場後、シンクロ素材やシンクロモンスターがガンガン墓地に落ちる環境となり、環境デッキによく使われるようになった。そのため2011年9月1日に制限カードになった。
エクシーズ召喚登場後も重宝されている。エクシーズモンスターはエクシーズ召喚しないとエクシーズ素材が使用出来ないので、大抵エクストラデッキに戻した方が都合がいい。
ペンデュラム召喚登場後は徐々に採用率が減少。ペンデュラムモンスターが墓地に送られにくいのもあるが、そもそも環境の高速化で使う前にデュエルが終わることが多くなった。
リンク召喚登場後はほぼ使われなくなった。リンクモンスター自体とは相性抜群で、1ターンで召喚条件が満たせるデッキも珍しく無いが、この頃にはドローソースは初動の安定や手数の増加のため展開前に使いたいものになっており、展開を通さないと発動条件を満たさないこのカードの価値は減少している。
そのため2017年10月1日に準制限、2018年4月1日で無制限と緩和されていった。
現代のOCGでは数少ない、緩い条件で手札が増えるカード。そのため架空デュエルでは、禁止カード・オリカに頼らない手札補充手段として採用率が高く、登場時に「困った時の……」とコメントされることが多い。
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最終更新:2025/12/05(金) 21:00
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