酪

酪とは、牛や羊など動物の乳から作った食べ物である。酪味は五味の一つ。

漢字として

常

酪

Unicode

U+916A

JIS X 0213

1-45-79

部首

酉部

画数

13画

音読み（常用）

ラク

訓読み（常用）

-

𠄇

Unicode

U+20107

部首

乙部

画数

14画

嗠

Unicode

U+55E0

部首

口部

画数

13画

意味

動物の乳汁、動物の乳から作った飲み物、動物の乳を発酵させたお酒、チーズ、お酢、木の実をペースト状にしたもの。

〔説文解字・巻十四・新附〕に「乳𤖅なり。酉に从ひ各聲」とある。

字形

形声。声符は各。

音訓

音読みは、ラク（漢音）。

規格・区分

常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。

語彙

酪漿・酪酥・酪農

異体字

• 𠄇は、〔集韻〕に「𠄇、或ひは乳に从ふ」とある異体字。
• 嗠は、〔集韻〕に「嗠、亦省す」とある異体字。

関連項目

• 五味：乳味 - 酪味 - 生酥味 - 熟酥味 - 醍醐味