風呂敷とは、荷物などを包むのに用いる布である。
物を包んだり、収納して持ち運ぶのに用いる布。大抵は正方形の布である。
風呂敷は奈良時代から「包みもの」という形で用いられており、また呼び名も「衣包(ころもづつみ)」若しくは「平包(ひらづつみ、ひらつつみ)」と呼ばれていた。風呂敷という名前が定着する由来については、室町時代に風呂場へ敷くのに用いた事からとされている。当時の風呂は蒸し風呂のように蒸気が立ち込めており、それを拡散させる目的ですのこや布が敷かれていた。やがて足利義満が湯殿を建てた際、他の大名達を共に招いたときに脱いだ衣服をそれぞれ家紋入りの絹布へ包み湯から上がった後はその絹布の上で身繕いをしていたという。
その後、江戸時代になって銭湯が登場し、衣服や入浴用具などを包む布として大名のみならず一般にも風呂敷が浸透していくようになる。
現代でも風呂敷を見かける場所というと、銭湯以上に贈答品として贈られる(贈る)場合が多いかと思われるが、本来の用途としても近年見直され始めている。西洋の鞄・バッグと違い、普段は小さく折り畳んで容易に持ち歩ける事や、運搬の際は対象物の大きさや形に関係なく収納できるので買い物の際もバッグやレジ袋に代わる収納手段として再考されているケースも少なくなく、収納以外の用途には置物などに被せて埃が被らないようにする、という使い方も。
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最終更新:2024/09/12(木) 21:00
最終更新:2024/09/12(木) 20:00
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