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この項目は、ゲーム「The Witness」のネタバレ成分を多く含んでいます。 未クリア、あるいはプレイする予定のある方は何も見ずに戻ることを強くおすすめします。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
風景パズルとは、ゲーム『The Witness』に登場するパズルである。
ゲーム『The Witness』に登場するパズルの1つ。詳しい説明は「The Witness」の項に譲るが、本作は始点の「○」とゴールの「⊃」を一筆書きで結ぶパズルである。穏やかな風景の孤島には看板のようなパズルパネルがあちこちに置かれており、プレイヤーはそれらを解いて行動範囲を増やしていく。
パズルは最初こそ簡単だが、徐々に難しくなっていく。○と⊃を結ぶ以外に多彩な、そして複雑な追加ルールが課され、一つ解くのに数分~数十分の長考が当たり前になってくる。プレイヤーは「いかに条件を満たしつつ○と⊃を結ぶか」で頭がいっぱい。パズルのやり過ぎで、島の風景すらパズルに見えてきてしまうほどだ。
煮詰まったプレイヤーなら、無駄だと知りつつもついつい風景にカーソルを合わせてしまうだろう。
が、予想に反して「それ」は本当にパズルとして解けてしまうのだ。
呆気にとられたプレイヤーは、そしてすぐに恐ろしい仮説にたどり着く。
そう、「そういう目で見ると」、島の風景の中のあちこちに「○」とそこから繋がる「⊃」が浮かび上がるのだ。いや、正確にはそれは最初からあった。それこそスタート地点にも。あなたが気づいていなかっただけで。
そういえばあそこに◯っぽいのがあった…確かあそこにも…まさかこれも…?
こうなると綺麗な風景は一転、パズル地獄となる。小さなものなら柵の影から、壁の模様、森の輪郭、大きなものだと水平線まで、パズルはあらゆるところに潜んでいる。水面に映る景色すら例外ではない。
プレイヤーはパズルパネルだけではなく、移動中すら、キョロキョロしながらパズルを探して風景を凝視するようになるのだ。
風景パズルは始点の「○」に触れるとゴーッという音を立て、そのまま一筆書きでゴールの「⊃」に到達する(=解く)とドーンという派手な音とともに光の粒子になり、各エリアごとにある「黒い柱」へ飛んでいく。
風景パズルを解くまでは全く謎の存在であるこの黒い柱は、言わば風景パズルのリストである。
その柱の担当エリアの風景パズルを1つでも解くと、そのエリアにある全ての風景パズルの形状が柱の表面に浮かび上がる。解いたものは黄色に点灯し、まだ解いていないものは灰色で表示される。飛んでいった光の粒を追いかけてきたプレイヤーは、謎だったこの黒い柱の正体をすぐに把握するとともに、まだ解いていない風景パズルの数に再度絶望することになる。
柱に表示されているパズルからは、そのエリアにある風景パズルの形と数、大まかな方角が読み取れる。問題は形がわかっても大きさはわからないことで、同じ一直線のパズルが記載されていても、片方はツタのような小規模なもの、もう片方は水平線のような大規模なものといったこともありうる。柱に記載されている風景パズルをすべて解く(=すべて黄色に点灯させる)と、その柱は真っ白になり、そのエリアの風景パズルをコンプリートしたことが明示される。
風景パズルはやりこみ要素であり、表クリア達成には必要はない。しかしながら、この表クリアはクレジットすら無いバッドエンドめいた簡素かつ意味不明なものであり、「まともな」エンディングを目指すプレイヤーはプレイ画面の隅から隅まで血眼になって探索する羽目になる。丸いものが目に入ると即座に緊張が走り、凝視しながらパズルが成立する場所を探し回ることになるだろう。
それを何時間も続けていくうちにゲーム内のあらゆるオブジェクトが風景パズルに見えてきてしまうため、風景パズルがトラウマとなるプレイヤーは数知れない。重症化すると、ゲームをやっていない現実の風景ですら、無意識にパズルを探してしまうようになる。
こうしたプレイヤーの苦悩する姿を見て、本ゲームのプレイ動画では「頭Witness」「風景パズルから逃げるな」といった賞賛・激励のコメントが流れる。
他にも、このゲームと全く関係ない動画で「ここ風パ」というコメントを見かけたら、それは頭Witnessになった人が動画内に何かを見出しているのだ。
ちなみに本項にも風景パズル(もどき)が3個ある。お時間ある方はぜひ探してみてはいかがだろうか?↓
この記事のソースコードを見てみると……?
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最終更新:2025/03/26(水) 14:00
最終更新:2025/03/26(水) 14:00
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