党とは、利害や主張が同じ人たちの集団のことである。
現代では政党のことをいうことが多い。ほかにも中世の武士の集団(児玉党、松浦党、横山党、・・)や結社などをいう。党の一覧も参照。
漢字として
党は新字体、黨は旧字体である。ただ党には同形の別の字がある。あわせて説明する。
党・黨
- 意味
- 旧字体は黨。
- 族、輩、仲間、村、仲間内、仲間とする、偏る、かたわら、多くの人、善い、朗らか、(儻と通じて)もし、たまたま、という意味がある。
- 中国の周代に集落の単位として使われた。〔周礼・地官・大司徒〕に「五比を閭と為す」「四閭を族と為す」「五族を黨と為す」とある。
- 〔説文解字・巻十〕には「鮮ならざるなり」とある。鮮やかでないという意味の字に曭がある。
- 字形
- 形声で声符は尚。
- 音訓
- 音読みはトウ(漢音)、訓読みは、なかま、ともがら、たむろ、むら。
- 規格・区分
- 党は常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。 JIS X 0213第一水準。
- 黨はJIS X 0213第二水準。
- 声符
- 黨を声符とする漢字には、儻、攩、䣣、曭、矘、讜、などがある
- 語彙
- 党引・党員・党禍・党禁・党錮・党首・党人・党是・党則・党同・党同伐異・党附・党与・党利党略・党類・党論
異体字
- 䣊は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。䣣の異体字でもある。
- 攩は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。通用する別の字と扱われることもある。
- 党は黨の簡体字でもある。
党
- 意味
- 党項という語で使われる。西方の種族の名。〔集韻〕に「党項、虜の名」、〔正字通〕に「党項、𠒌別種」とある。また中国の姓。
- 音訓
- 音読みはトウ。