Ashellyとは、チェス熟練者兼実況プレイヤーである。最近は生放送主としての活動がメインである。
動画投稿時点で20歳、チェス歴18年。人生の大半をチェスに費やしている。
チェス段位は7段。世界ランク33位という世界有数の熟練者である。
忙しいスケジュールの中、チェスを全く知らないという友人にチェスを教えるため、
そしてその教えをニコニコユーザーに広める為に動画を投稿するという
計り知れないほどに広く、慈悲深い心の持ち主でもある。
「中級」レベルでチェス世界王者に勝利する高性能なAIを搭載した
「クイーンは便利な所に動かせる」
など、初心者にも分かりやすい説明をしつつ、
相手にわざと自分の駒を取らせ布石とするなど、
知性的なプレイでゲームはashelly先生の思うがままに進行していた。
しかし、対局中盤、恐ろしい出来事が起こる。
ashelly先生圧勝と思われていた矢先、
相手のポーンが何も無いところに移動したところ、
完全にこれを想定していなかった先生。こんな動きがあるものか。
バグ である。不幸にも先生は発生したバグにより状況を覆され、
ついには対戦に負けてしまった。
それでも先生は対局に負けたのをバグのせいにはせず、自ら負けを認めたのである。
「SUGEEEEEEEEE!!」というコメントで埋め尽くされた。
2015年2月15日、ポケットモンスターORASのソフトを用いて、第二回シャッフルマルチバトルという大会が行われた。先生は不慣れな運営陣の力になるべく、影から総括して応援するための生放送を開始する。
時に叱咤し、時に言葉の鞭を影から振るう。それが先生の仕事であった。
対戦で負けた人が解説をしている姿をみれば、その解説の正しさを示すためにその台詞の復唱を行い
運営の一人が負けたときには「君はもっと頑張れる」という意図を込めて、「激励の素晴らしいことば」を通話時間7秒という短い時間で送り
閉会式がトラブルでごたついた際は、運営に断固とした厳しい言葉を送り叱責するなどの大活躍。まさに先生であった。
無事大会が終了した後に、大会参加者たちが先生のもとに集まり是非マルチバトルで一戦付き合って欲しいと懇願をしてきた。先生は影の運営として疲労困憊していたが、コレを快く了承する。
試合開始。
マッギョの地割れが三連続で命中し、相手のだくりゅうはあたらず、相手のクレッフィを麻痺させ、更にいばるの混乱さえも無効化する。
因果律を操作しているかのような神試合であった。
先生は圧倒的な戦力差の前に心を痛め、本気を封じてしまう。マッギョが退場した後、続くガルーラも混乱による自滅により退場。
場の状況は自分サイドに体力マックスのガブリアス、パートナーのレジアイス
相手サイドには麻痺したヌメイルと、万全な状態のメガミミロップ。
パートナーは先生が地震を選択すると判断し、レジアイスをファイアローに変更。
ここで先生が選んだのは…「まもる」。複数戦の必須技であるまもるを覚えさせるのは基本。その圧倒的な守りに、ガブリアスの素早さを上回るミミロップの冷凍パンチはシャットアウトされてしまう。
当然である。ミミロップに縛られている以上、ここで先生が守るを選ばなければ負けは確実であった。
だがしかし、パートナーのファイアローの無償降臨が確定したのでミミロップからの縛りはなくなった。
次のターン、更に先生は守るを選択。その次のターンも守るを選択。ひたすらに守るを選択。
そう…先生は伝説の「鉢巻守るガブリアス」の使い手だったのだ。ひたすらに守る。こだわり、守る。
シャッフルマルチの試合において、最も必要なもの…それはエンターテイナーの要素であると。
「心が滾る、どっちが勝つのかわからない試合」こそが皆の求めるものであると伝えるために、敢えて鉢巻守るという伝説を見せ付けたのである
そこ、酔って頭が回っていないだけとかいうな
最終ターン、ガブリアスは全てのポケモンに通用する無属性攻撃「わるあがき」によって攻撃するも、辛くも耐えたヌメイルの反撃によって撃破されてしまう。
しかし、先生は我々に戦うこと、一つのことを成し遂げる勇気を伝えたかったのではないだろうか。
「悪いことはしちゃだめだよ。人に優しくしよう。ラブアンドピース!」
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最終更新:2024/12/21(土) 23:00
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