”FEFEMZ”Yoon Sang Yeonとは、韓国出身の音楽ゲームプレーヤーであり、真理を見通せる者である。
Chris”CHRS4LFE”Chikeらと共に、DDRを国際的e-sportsに発展させたプレイヤーの一人。
元々は韓国のプレーヤーで、日本で最初有名になったのは2013年の終盤。KONAMI Arcade Championship 2013のjubeat部門(重要)にて、並み居る強豪を打ち倒しjubeatとしてはアジア勢で初めて優勝した。ここまでは、「まあ韓国のjubeatランカーはレベル高いからな。いつか韓国のランカーが優勝するときは来ると思ってた」という認識が多かったと思われる。
そして時が流れて2014年2月7日、韓国でDanceDanceRevolution(超重要)が稼働する。稼働から数日たったある日、彼のTwitterで信じられない画像が貼られていた。「PARANOiA Revolution CSPの全一更新リザルト」 。当時日本の音ゲーマーのほとんどが「jubeatチャンピオン」として認識していたため、ツイート内容やらアカウントやら画像やらを二度見三度見する人が多発した。
彼がここまで上手いのも裏付けがあり、実は彼は元々韓国で生産されたDDRのパクリと同じコンセプトゲームであるPump It Upのトップランカーで、韓国国内ではずば抜けた実力の持ち主だったのだ。YoutubeでのPIU動画を見れば解るが、あちらは斜め4方向+真ん中に配置された5パネル×2という国内では見られない特殊な配置をしている。楽曲でもボス格ではBPM220強での16分滝、2枚抜きを利用した3つ踏みなどが平気で頻発するようなものもあり、DDRよりも高度なステップを要求されるゲームである。
(ちなみに同じ韓国国内の他のDDRプレーヤーによると、「韓国のDDRerがみんな上手いというわけではなく、FEFEMZが特殊なのだ」とのこと)
それからというもの、Twitterでは足18のPFC報告や足19の更新報告が続き、ついには「PARANOiA Revolution CSPで人類史上初AAA」まで達成してしまう。DPでも世界1位の実力を持っており、あらゆる楽曲で軒並み全一を更新している。
当時のDDRはREFLEC BEATやSOUND VOLTEXなどの盛況が影響しユーザーの間で”冬の時代”とも言われる冷遇が続いており、彼のような世界的ランカーの存在は同タイトルの巻き返しの起爆剤となった。
そして2015年のJAEPOにて行われた4thKACでは、満を持してのDDR部門で本選出場。その前に行われたjubeat部門でも本戦を戦った彼は、台湾覇者の513や日本最強と呼ばれるBROSONI-らを相手にΔMAX、New Decade、PARANOiA Revolutionの3曲で圧巻のプレーを披露。KAC2013のjubeatに続き、本命のDDRで見事頂王の座に就いたのであった。
更にその夜には新宿のゲーセンに出没。海を越えた盟友、TAKASKE-と念願の対面を果たし初対決が実現。それぞれSP、DPから2曲選曲の8曲勝負を行い全て勝利を飾り、事実上の後夜祭も制覇。頂王に相応しい1日を締めた。
2016年のJAEPOで行われた5thKACにももちろんDDR部門で本戦出場。Valkyrie Dimension、EGOISM 440といった難関譜面をものともせず、さらに自選曲のPARANOiA Revolutionで圧倒的大差をつけ、見事2連覇を達成した。
新バージョンのDDR Aが稼働してからは日本最強のBROSONI-や新しく稼働した北米地域の猛者達と激しい争いを繰り広げていた。
そんな中開催された6thKACでも当然のごとく予選をアジア・韓国ブロック1位で通過。最終決勝にコマを進める。
日本最強のBROSONI-、激戦区である北米予選を1位で通過したCHRS4LFE、先に行われた準決勝を制した北米予選2位のFUNGAHとの戦いで、BROSONI-が選曲したDEAD END -GROOVE RADER Special-、自選曲のPARANOiA Revolutionでトップスコアを取りこのまま逃げ切るかと思われていた。しかし、3曲目のEGOISM 440で選曲したCHRS4LFEに逆転を許し惜しくも2位で終わった。
彼の年齢的にそろそろ兵役があると思われるので次回参戦できるかどうかは不明だが、もし参戦できるならリベンジに期待したいところである。
さて、ここで疑問になるのは「なぜDDRではなくjubeatだったのか」ということ。DDRではない理由は単純で、KAC2013開催時はアジア枠はあったものの、韓国では稼働されていなかったためである。
ではなぜjubeatだったのか。
噂では「DDRと間違えてjubeatで出場した」「jubeatで決勝に出れば日本でDDRが出来るから」などと言われていたが、後に6thKACの特集ページにて「日本でDDRをしたかったから」と本人が語っていたことが判明した。
追記しておくが、彼自身jubeatでもほぼ常連でKAC予選通過を達成しているごりらであり、決してDDR以外の実力がそれほどでもない、という訳ではない。IIDX、SDVXなども達者でありBEMANI Master部門も狙える実力者なので、そこのところはお間違えの無いように。
彼の原点とも言えるPump It Upのプレー動画。
全一GREAT1のPOSESSION(SP-CHALLENGE)が陥落した瞬間。
真理を見通せる者。
※KAC2013のjubeatチャンピオンであるはずですが、2014年3月25日現在、jubeatのプレー動画は見つかりませんでした。
掲示板
93 ななしのよっしん
2022/01/06(木) 19:53:19 ID: DrWjejy4Kn
12/13に1949(D28)をまたしてもBO達成
そして何を思ったのか1/5にPARADOXX(D28)を『等速で』プレイしBO達成
わけがわからないよ
94 ななしのよっしん
2023/11/20(月) 22:56:35 ID: T+M+naZLSA
そして2023年になってDDR A3で激ムズのENCORE EXTRA専門曲の鳳のスコアを87万点台まで伸ばすと言う快挙(=人間卒業)
95 ななしのよっしん
2023/11/22(水) 14:46:47 ID: 894gXCkFC9
この人漸く、兵役終わって戻って来てくれたけど。
マジで兵役期間が邪魔過ぎるよな。
プレイヤー人口数少ないけど。
DDR世界最強プレイヤーな訳だし、勿体ないんだよな。
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最終更新:2024/05/11(土) 15:00
最終更新:2024/05/11(土) 15:00
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