覇者とは、
本項では、1.2.について説明する。
周王朝を中心として多数の国家が並立していた古代中国では、周王朝の形骸化によりそれに代わって夷狄を打ち払ったり、他国との諍いを調停してくれる親分的役割の人物、あるいは国が必要となり、そういった存在を「覇者」と呼んだ。特に斉の恒公、晋の文公などが有名で、これを春秋五覇と呼ぶ。ただし、この五覇といいつつ、資料などにより選ばれる5名が異なっている。
時代が下ると、周辺諸国を武力で圧倒する国とその指導者が覇者となった。
また、徳を以って国を治める王道に対して、武力を以って国を治める覇道が対立軸として書かれることがあるが、覇道を選んで強大な国家を作り上げた人物の事も覇者と呼ぶ。三国志では曹操などがこれに当たる。
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SEGAのアーケードカードゲーム「三国志大戦」において、覇者は称号として使われている。
丞相の上、覇王の下の位置にあたり、証が30~49の君主(プレイヤー)が所属する階級である。
丞相クラスを戦い抜き、証が29になると覇者昇格戦が発生する。昇格戦で5試合中4試合勝利すると証30となり、覇者に昇格できる。
プレイヤー全体から見るとかなりの上位にあたり、中に過去にランカー(全国君主ランキング100位以内)だったプレイヤーも多い。
開始初期は珍しい称号だったが、稼動も長くなり(決してこの称号までたどり着く事は楽ではないが)勝敗による名声移動が多少楽になった。証が200を超えるプレイヤーも出始めた現在では「覇者」は通過点的存在となっている。
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最終更新:2024/12/22(日) 14:00
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