Atari Lynx(アタリ リンクス)とは、アタリ社より発売された携帯ゲーム機である。通称リンクス。
1989年に初代機が発売。1991年には、小型化された新型機のAtari LynxIIが発売された。日本国内では、アタリ社の販売代理店であるムーミン社により販売された。日本での価格は29800円。
もともとはアタリ社ではなく他の会社(エピックス社)が開発していたハードの権利を買い取って販売したもの。エピックス社は開発費の高騰で自社開発を断念し、ソフトを供給する形でリンクスに関わった。
リンクスはゲームボーイに次いで発売された携帯ゲーム機でありながら、8人対戦プレイへの対応、カラー液晶の搭載、スーパーファミコンに先駆けていち早くハードウェアによる拡大縮小回転機能を標準で搭載するなど、ゲームギア等の同世代機と比較しても極めてスペックが高いハードである。ハードウェアによる拡大縮小回転機能に至っては、携帯ハードでありながら据置型ゲーム機よりも先駆けて搭載されたため、初の拡大縮小回転機能標準搭載家庭用ゲーム機でもある。ハードドライビンやスタンランナーといった、ポリゴンのゲームも発売された。
単三電池6本で3時間駆動と致命的にバッテリーの寿命が短い事や、本体の巨大さ(重量は電池含め700g)、高価である事等がネックとなり、あまり普及せずに日本での対応ソフトも24本と少なかった。また、解像度もゲームボーイやゲームギア等と比較すると若干低い。小型化されたLynxIIもゲームギア並のデカさで、厚みはゲームギアよりも分厚いという図体だった。しかし、その異様な存在感に魅了された人は世界で数知れず、リンクスファンは多い。
本体の形からしゃもじやらスケボーと呼ばれる事もあるが、メシをよそったり上に乗ったりすると当然壊れます。
本体の特徴として、上下対象にボタンが配置され、A、Bボタンが上下二つ付いており、画面を逆にする機能を有し、左利き用のモードを搭載したり、ワンダースワンより先駆けて縦持ち用のソフトも発売された。
掲示板
1 ななしのよっしん
2014/12/08(月) 19:16:55 ID: edZYiOFnbs
こんなゲーム機あったのか…
2 ななしのよっしん
2015/12/04(金) 14:25:08 ID: 1n1zd3XVkm
3 ななしのよっしん
2017/03/03(金) 17:12:41 ID: BYp/SmuXqB
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最終更新:2025/12/24(水) 20:00
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