Auto-Tuneとは、 ボーカルのピッチのズレを補正するための音楽ソフトである。
1998年、アメリカの歌手シェールがこれを用いてリリースしたシングル『Believe』が全世界1000万枚を超す大ヒットを記録した事により多くの人々に知られるようになる。
それ以降現在に至るまでさまざまな界隈で幅広く用いられるようになった。日本ではPerfumeがAuto-Tuneを多く用いるユニットとして有名。
このソフトを使って初音ミクの声を変換すると、いいぐあいに歪んでVOCALOIDの不自然さが消えた独特の声になる。ニコニコ動画、VOCALOID関係ではkz氏がPackagedを始めとするオリジナル曲で使用したことで広く知られるようになった。
当初はもっぱらkz氏が使用しているだけだったが、近年kz氏以外にも使用する投稿者が目立つようになってきた。しかし、このソフトを使うと歌手ユニットPerfumeに似た声になることと、初期にkz氏が与えたインパクトがあまりに大きかったことにより、初音ミクの声にAuto-Tuneを使用した動画は、結構高い確率でkz氏やPerfumeに似ているというコメントとそれを否定するコメントの応酬で荒れる印象がある。
あらかじめ作者コメントで言及しておいてもいいかもしれない。最近は使用者が増えて認知されるようになったのか
荒れる確率は減った、と思いたい。
なお、Auto-Tuneを単純に使用しただけでは上記のkz氏やPerfumeの楽曲の様な、俗に言う「ケロ声」にはならない。元々自然な形でピッチ補正をかけることが主目的なため、初音ミクのようなピッチのズレの少ない音声に対して使用しても違いはわかり辛い。
ケロ声を再現させたい場合、歌い手にわざと正規のメロディーから外れた音程で歌わせる、もしくは一度ピッチをずらしたのち再修正をかけるといったプロセスが必要である。
Auto-TuneやMelodyne、V-Vocalを利用し、楽曲内でピッチ補正を行っている製作者はリスナーとして把握できる以上に多いと考えられる。
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最終更新:2025/04/20(日) 09:00
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