Baroness Von Bon Bonとは (バロネスフォンボンボンとは) [単語記事]

ヒルダちゃん

Baroness Von Bon Bon（レディ・ボンボン）とは、ゲーム『Cuphead』に登場するボスキャラクターである。

概要

インクウェル島のワールド2で登場するボスキャラクター。お菓子の国に住む女男爵（Bar one ss）で、ロリポップのような髪型や、イチゴに似たドレスなどを見ても分かる通り、全身がお菓子を元にしたデザインとなっている。多くの手下を引き連れているのも特徴で、最終フェーズまでは手下の後方支援にとどめ、最後の最後に襲いかかってくるあたりに権力者らしさを伺わせる。

ステージ名は「Sugarland Shimmy（お菓子の国のシェイクダンス）」。シミーは上半身を揺すって踊るジャズダンスのこと。彼女の名前のVonは「〜出身」という意味のドイツ語、つまりBon Bonが名字である。ちなみにボンボンはフランス由来のお菓子で、「良い・おいしい」を指すbonが由来。お菓子のお城にはWhip pet Cream pupという名前があり、ホイペットという狩猟犬と、ホイップクリーム（whip ped cream）を掛け合わせているようだ。

世界観やキャラクターの元ネタはシリー・シンフォニーの「クッキーのカーニバル」から。作中に登場するヒロインの口が、ボンボンと同じハート型なので分かりやすい。ちなみに、切り離される首＋フランス＋お菓子のモチーフは、フランスの王妃マリー・アントワネットなんだとか。1930年代の複数の女優もモデルとなっている。パンがないならお菓子を食べればいいじゃない。

攻略

第１〜第３フェーズ

ボンボンはプレイヤーに自身の手下を仕向けて攻撃する。手下は5種類の中から3体がランダムで選ばれて登場するので、どの手下が来ても適切に対処できるようにしよう。第2フェーズからは、右下からJelly Bullyが定期的に歩いてくるので注意（ピンク色のはパリィ可能）。さらに第3フェーズでは、ボンボンが時折Cream pupの上から綿菓子のバズーカを撃ってくるようになる。

手下のバリエーションは以下の通り。

Lord Gob Packer
何重にも層がある大きなアメ玉のキャラクター。パックマンのようにパクパクしながらひたすら追尾してくるだけなので、対処は楽。ただし、後ろに小さいアメ玉を引き連れているため、ギリギリまで引き付けないとダメージを受けてしまいがち。シンプルモードだと登場しないが、エキスパートモードだと2つに増える。元ネタはチャーリーとチョコレート工場の「ゴブストッパー」というアメ玉らしい。
Kernel Von Pop
たけのこの里……ではなくキャンディコーンのキャラクター。画面内を8の字で動き回りながら、ときどき小さなクローンを出す。シンプルモードだとクローンは登場しない。
Muffsky Chernikov
カップケーキのキャラクター。画面内をジャンプで飛び回り、プレイヤーを押しつぶそうとする。着地した場所には衝撃波が発生するので、避けても油断しないように。
Sargent Gumbo Gumbull
ガムボールマシンのキャラクター。ステージ内を左右に動き回り、頭部から大量のガムボールを撒き散らす。とにかく回避に専念していれば倒せるはず。
Sir Waffington III
ワッフルのキャラクター。決して板チョコではない。
画面内を飛び回り、時々体を9個に分裂して広範囲に攻撃する。攻撃する前に動作を少しの間止めるので、そこを見極めよう。

第４フェーズ

怒ったボンボンがCream pupを思い切り引っ張ると、Cream pupは猫のように怒った顔に変化し、大きな2本の腕でプレイヤーを追い始める。以降は画面左側に逃げつつの戦いとなる。

追いかけてくるCream pupに加え、ボンボンは時々自らの首を投げて攻撃する。ボンボンの首は「空中に静止→プレイヤーを追跡」の動作を繰り返すので惑わされやすい。さらに、Cream pupは定期的に巨大なペパーミント（ハッカドロップ）をこちらに向けて転がしてくるので注意。転がってきたらパリィで避けよう。