IT業界、特にSIer(システムインテグレーター)は大手を中心とした序列になっており、一次請けから二次受け三次受けと仕事が次々と丸投げされる。特に大規模な商用プログラムを開発するときは、大人数で開発を行うことになる。営業がとってきた仕事を、システムエンジニアなどが要件定義、細分化し、末端のプログラマが実際のコードを書く。
プログラマというとIT産業の主役でホワイトカラーの象徴のようなイメージがあるかもしれないが、それも今は昔。現在では、末端のプログラマは上から降ってきた要件をひたすらプログラムコードに実装するだけのブルーカラー・単純労働者と化してしまっていることが珍しくない。
この構造がゼネコン業界と酷似しており、デスマーチや鬱といった肉体的にだけでなく精神的にも過酷な状況に置かれているプログラマが多いため、このような状況を揶揄してやや自虐的に、一見ITと縁がなさそうな「土方」という単語を組み合わせてIT土方と呼ぶ。
IT土方(どかた)をIT土方(ひじかた)と読むと世間の見方も変わるのではという少数説があるが、普及はしていない。
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最終更新:2024/09/09(月) 19:00
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