どうせこの字が見たくて来たんだろ?
鬱病(うつ病)は精神疾患の一つであり、症状としては不安感、焦燥感、精神活動の低下、食欲の低下、体重の低下、不眠症などが挙げられる。ストレスや自律神経失調症などによって引き起こされることが多い。詳しくはWikipedia記事 - うつ病 を参照。
インターネット上では以上のような深刻な意味ではほとんど使われず、「気分が落ち込む」「嫌な気分になる」「惨めな気持ちになる」「死にたくなる」「手首を切りたくなる」「樹海に走りたくなる」程度の意味で使われることが多い。
嘉門達夫がこの漢字の書き方を歌にしている。曲名はそのまま『鬱』で、アルバム『バルセロナ』に収録されている。
𩰪は、とくに香草の名を表すのに使われる鬱の異体字。
〔説文・巻五〕に「芳艸なり。十葉を貫と爲す。百廾貫、築きて以って之れを煑(に)るを𩰪と爲す。𦥑、冂、缶、鬯に從ふ。彡は其の飾りなり。一に曰く𩰪鬯、百艸の華なり。遠方の𩰪人の貢ずる所の芳艸なり。合わせて之れを釀し以って神を降す。𩰪は、今の𩰪林郡なり」とある。鬱林郡から献じられた香草で、これで酒に香りをつけ、神を降すのに用いるとある。
「鬱」が書かれた歴史を見ると、「鬱」の字体よりも、「欝」の字体に近い形で書かれていることが多い。
JIS第二水準の「鬱」よりも、JIS第一水準の「欝」 を常用漢字に採用する話があってもよかったのではないか、と思う。
野崎邦臣『漢字字形の問題点 ―併『平22、常用漢字表』追字批判―』(天来書院、2013)では「『鬱』よりも『欝(「爻」の部分が「夕」)』の方が『爵』と関連付けて覚えやすい。」と常用漢字の「鬱」採用を批判している。
財前謙『新常用漢字196 ホントの書きかた』(芸術新聞社、2010)や、財前謙『字体の話 ―超「漢字論」―』(明治書院、2010)には、
「米」+「凵」(器)+「匕」(中味をすくいとる)による会意。したがって、「※」は米印ともよぶように、楷書では「米」である。
「※」は「米印」というように、元来は「米」のはずなのです。「鬱」を通用の字体としていくなら、教科書体は右下の手書き文字のように「※」ではなく、「米」でデザインされることが、今後の課題となるでしょう。
―財前謙『新常用漢字196 ホントの書きかた』
〈凵〉(器)の中に〈※〉(米)を入れたものを〈匕〉(すくいとる)という意味です。つまり、〈※〉は、「米印」ともいうように〈米〉なのです。したがって〈※〉なら筆順も確定できず、書き方がわからないままなのですが、これまた篆書の造形をデザインしたものであって、楷書として書くなら現代人の文字感覚としては〈米〉が適切な書き方であることは納得されるでしょう。
のようにある。しかし「※」の部分が「米」を表しているか定かではない……。「鬯」の甲骨文と「米」の甲骨文を見比べてみたが、中に入っているのが「米」ではなさそうだ。
字形について〔説文〕には「𠙴に從ふ。𠙴は器なり。中は米に象る。匕、之れを扱(すく)ふの所以なり」とあり、小篆体はまさにそんな感じだが、甲骨文・金文は形が違う。
また、歴史的に「※」の部分が「米」と書かれたものはない。『楷書では「米」である』と断言されているが、いやそれは……という感じである。
掲示板
235 ななしのよっしん
2023/07/17(月) 01:09:47 ID: 2VoOORxLYE
鬱になってるときって自分を肯定してくれる人の言葉(実際に言葉をかけられるんじゃなく自己否定してる人間に対する名言とかでもいい)すら自分への否定に感じることってない?
鬱になってるときって基本的に自己否定MAXだから、それとは真逆の肯定をされる=自分の自己否定を否定される=自分の考えを否定されてる
ってなっちゃうというか……
だから自分は鬱のときはむしろ罵倒されたくなる
もしくは怖い話とか読んでそのときダイレクトに感じる恐怖で鬱を上書きするとか
面倒くさい自覚はある
236 ななしのよっしん
2023/09/06(水) 13:12:32 ID: PDFMm+eEFo
この漢字が常用漢字になったのは2010年
ちょうどリーマンショック不況の時だった
当時は「失われた20年」というワードも出てきた
常用漢字になった理由がよく分かる
237 ななしのよっしん
2023/11/06(月) 13:51:05 ID: eA0Y1sDEty
今はとにかく>>223の身元特定してマシンガン撃ち込む妄想にふけるしかやる事がない
急上昇ワード改
最終更新:2023/12/09(土) 16:00
最終更新:2023/12/09(土) 16:00
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