SVG

SVG(Scalable Vector Graphics)とは、XMLに基づいた、ベクター画像形式である。

概要

拡張子は .svg 、MIMEタイプは image/svg+xml である。

特徴

SVGはXMLによって書かれているため、テキストエディタで読むことができ、互換性も高い。また、一般的である各ドットごとの色を記録するラスタ画像形式とは違い、(0,50)から(100,220)までに直線を引く、(100,100)を中心に50の大きさの円を描く、といったことを記録するベクター画像形式であるため、拡大縮小をしても画像が荒くならない。

あまり知名度が…

作成方法

中身はただのXMLのため、テキストエディタで十分作ることができるが、複雑なものは専用のドローソフトを使うのが普通である。

SVGの例

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!-- XML宣言 -->
<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" width="200" height="200">
<!-- </svg>までをSVG画像とする 幅と高さは200 -->
<circle cx="100" cy="100" r="50" stroke="red" stroke-width="2" fill="none" />
<!-- 円 中心100,100 半径50 赤線で太さ2px 塗りつぶさない -->
</svg>

このコードをブラウザで表示すると、赤い円が描画される。

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関連項目

• ベクターグラフィック
• XML