TATSU(たつ、1992年(平成4年)6月7日[1] - )とは、KONAMIの音楽ゲームpop'n musicのプレイヤーである。持ちキャラは六(ヒップロック2・1pカラー)。
ポップンミュージックにおいて最高峰の技術を持ったプレイヤーで、他のプレイヤーと一線を画している。
現段階においてトイコン・ダージュ・サイレント・ムラクモ等を含む全EX譜面をフルコンしており、そのうちパーフェクト未達成はわずか8譜面(2014/5/2現在)である。高難易度の辛判定曲・超発狂曲以外はほぼ全てパフェ、プログレッシブバロックやスケールアウトにニエンテ、更にはリナシタもパフェを達成しており、Lv47(旧41)に至っては全曲パフェである。
またスコア力についても並外れた力の持ち主であり、大半の曲は99kを超えている。点数云々というよりグレート1個を削るか削れないかという世界に生きており、その精度の高さはオートさんにも匹敵しうる。クルパを達成した譜面も多数存在し、中でもFMポップEXやハイパーJポップ2EX等のクルパは特筆すべきだろう。
2012年にはネタプレイと称してレッスンHを片手でパフェするという離れ業を達成。
2014年2月6日、エンジェリオンEXを登場初日にパーフェクトし、とうとう人類初のレベル50パフェを決めた。
2014年4月24日、クラシック9EXのパーフェクトにより、とうとう未パフェEX譜面が1桁に。更には同年5月2日、メタリックオペラEXもパーフェクト達成。
正確な打鍵を生み出す彼の運指は一言で表せば天衣無縫。ボタンを捌く手は瞬間移動しているかのよう。更には同時押しを肘で処理し、右手で左端・左手で右端のボタンを叩くなど、そのテクニックはちょっとやそっとでは真似できない。そんなわけで彼の手元動画は「上手すぎて参考にならない」と評判である。
とても人間とは思えないプレーの数々から、実は宇宙人とかゴリラの類なのではないのかという噂も流れている。一説によるとサイレントルームでピアノを弾いているひとは彼なのだとか……
公式大会であるトップランカー決定戦2008 pop'n music部門は当時15歳の若さで出場しているが、この時は残念ながら地域予選で敗退している。
その後開催されたKONAMI Arcade Championship(以下KAC)においては、2011~2012共に激戦区である関東地区から出場し、他の追随を許さない圧倒的な実力を発揮して優勝。
KAC2013では決勝戦の出場者3名全てBグループからの突破者であり、フィーバーロボEXのスコア差が100点以内に収まるなど全員のスコアが拮抗する中でKAC3連覇を達成した。
KAC4thでは新設されたオジャマ部門でも予選1位で通過し、そのままオジャマ部門でも優勝。スコア部門でも完全新曲「RINИE」を初見BAD2及び約98800点を叩きだし前人未到の4連覇はおろか5連覇を達成した。
そして迎えた5thKAC。男子部門と女子部門に分かれた今回、男子部門にて打倒TATSUに燃えるダイナソー、スティーヴンの猛追をかわし辛勝、KAC6連覇を達成。しかしその後の女子部門は性別という壁に阻まれ遂に敗北、7連覇の夢は潰えてしまった。このごりらも流石に女子にはなれなかったようである。
しかし9thKACが終了した現在男子部門で未だ負けなしの9連覇(オジャマ部門含むと10連覇)と令和になっても勢いはとまらなく、一部ではKAC男子部門がTATSU討伐戦呼ばわりされている事態に…。
2022年2月11日、2年ぶりの開催となった10thKACではフリー部門で出場し、9thKACと同じ面々で決勝を行うことに。ダイナソー選曲のヘビーメタル EXを約300点差で勝利し、まこ選曲のヒップロック3 EXでは負けたものの、自選のChaos:Q EXで2人を引き離して優勝。KACでは前人未到、未だ負け知らずの10連覇(オジャマ部門を含めると11連覇)を達成する。
実はIIDXもやり込んでいる人で、こちらでも音楽SPAをフルコン済み。移植先でもフルボッコされるサイレントさん涙目。またIIDX最難関譜面である冥SPAをHARD CLEARしており、やはり相当な腕前の持ち主である。ARINAでは並みいるAクラスプレイヤーを相手取っても、ランダムではリスク性の高い譜面を正規でそつなくこなすなど、ポップンで培った応用力を発揮している。INFINITASが配信されてからはポプコンを用いての異種格闘技を敢行しており、時折YouTubeのチャンネルにて動画を配信している。ポップンで培った上達のノウハウで非常に優れていることが分かる。
IIDXにおける隠れた実力が評価されたのもあってか、BEMANI PRO LEAGUEにおいてSEASON 2からの新規プロチーム「TAITO STATION TradZ」から3巡目の指名を受けた。これはダイナソー(レジャーランド)・PEACE(GAME PANIC)に続いて3人目となる、ポップン勢からのプロ選手となる。10thKACでのポップンフリー部門優勝時に「今年は他の機種にも挑戦したいです」という意味深な宣言は、まさしくこのことだったと言える。
ポップン出身選手にも関わらずスクラッチ譜面においても抜群の実力を持っている選手でもあり、試合を重ねるにつれてEMOTiON TRiPPERやLOVE B.B.B.のように、誰1人達成してない譜面での理論値を達成しているなどの実績を残していく。また、シーズン2におけるBPLプロ選手応援サポーターズでは、何と唯一の50万票以上を獲得して1位を獲得。プロモーションで優秀な評価とされているTradzがトップ4を総ナメしたのも印象深く、プロ選手となって目覚ましい成長を遂げている1人である。
シーズン3ではTradzが放出したのもあってか、なんとSUPERNOVA Tohokuからドラフト1位の指名を受けた。成長のポテンシャルの高さと本番力で高い評価を得られたことが一因か。
現行メダル | レベル | 譜面 | フルコン時最少GOOD数 |
---|---|---|---|
銀☆ | 48 | バイキングEX | 1 |
50 | ムラクモEX L-an!ma EX |
2 3 |
|
銀◇ | 48 | 敬老パンクEX | 7 |
49 | クラシック11Ex | 14 | |
銀○ | 49 | スクリーンEx | - |
50 | トイコンテンポラリーEx ダージュEX サイレントEX Chaos:Q EX |
- - - - |
※最少GOOD数についてはTATSU氏本人の2014/4/28のツイートより。
ムラクモEXは2014/6/16のもの。
メダル表記には毎作揺れがあるが、細分化されたファンタジアのものを採用。
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最終更新:2024/11/26(火) 18:00
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