BEMANI PRO LEAGUE(BPL)とは、コナミが展開するe-sports大会である
音楽ゲーム初のesportsプロリーグとして展開。これまであったKONAMI Arcade Championshipとは別の形で開催される。コナミアミューズメントでは初のプロリーグとなる。
KACでは個人戦だったものが、BPLでは団体戦となった。
プロに選ばれた選手の中にはKACやトップランカー選手権などで実績を積み上げてきたプレーヤーから若手まで様々な選手が舞台に立っている。
2019年にリーグ発足が動画にて告知され、その後記者会見にて音ゲー初となる競技プロリーグの発足が発表された。
2020年に参戦チームと企業の発表がなされたが、2020年4月以降新型コロナウイルスの流行拡大による緊急事態宣言などの影響により開幕を1年延期した。そのかわりとして秋頃にプロモーション大会となる「BEMANI PRO LEAGUE ZERO(BPL ZERO)」を実施した。後にプロモーション大会はZEROとして開催している。
2021年に2020年に発表されたチームで本シーズン開幕。BEMANI PRO LEAGUE2021(BPL2021)として開催するが、ZERO同様、無観客試合で全試合が行われた。競技タイトルは「beatmaniaⅡDX」のみだった。
2022年からはSEASON2(S2)となり、競技タイトルが3つになりさらに2つのチームが加わり8チームの戦いになった。また、スポンサー制度が導入され、各チームにスポンサー企業がついた他、メインスポンサーにレッドブルが就いた。競技タイトルは「beatmaniaⅡDX」に加え、「SOUND VOLTEX」「DanceDanceRevolution」の3タイトルとなった。そして、各競技のファイナルは有観客試合と有料配信となり、初めて生で試合の緊迫感を味わえるようになった他、BEMANIの公式大会では初となる有料配信による決勝戦配信となった。なお、試合とセットで数年ぶりとなるBEMANIの有料ライブも行われている。また、シーズン途中よりyoutubeのメンバーシップとスーパーチャットを開始し、投げ銭もできるようになった。
2024年6月1日にBEMANI PRO LEAGUE SEASON4(BPLS4)が開幕。beatmaniaⅡDXからシーズンインしている。
BPLでは、各競技タイトルのシーズンインごとにドラフト会議が行われ、ここで新たなプロ選手が生まれる。
プレーヤーが事前に公式サイトのフォームからエントリーをし、プロになるための数多くのテストをクリアし、ようやくドラフト会議への参加権を得ることができる。そこから指名されて交渉の後、晴れてプロ選手となる。
なお、継続契約選手もプロエントリーとドラフト会議へ参加が必要となるが、他のチームに取られることはない。
1巡目から指定をしていくが、継続契約選手がいる場合は1巡目から継続契約選手を指名し、新たに獲得する選手がいる場合はその後に指名をする。もちろん全員契約継続も可能だが、その場合は新たに選手を獲得することはできない。契約満了となった選手はドラフト指名をされれば他のチームへの移籍ができるが、されなかった場合はプロ選手ではなくなる。
かぶった場合はくじにて抽選となり、交渉権が獲得できなかったチームは再度選手指名となる。
またSEASON3 ⅡDXでは、プロ野球のドラフト会議でも使われているウェーバー方式を3巡目に採用している。3巡目は前シーズン最下位だったチームから最優先で指名権を得ることができ、指名された選手は次以降に選択するチームに取られることなく交渉権を獲得することができる。4巡目は逆に前シーズンの王者から順番にウェーバー方式で指名をしていく。
さらに、同シーズンSDVXでは、順目ごとの指名をすることができるようになった。例えば1巡目、3巡目の選手を継続契約し、2巡目の選手を放出した場合はドラフト会議で2巡目で指名することができる。
なお、プロモーション大会であるBPLZEROでは、かぶった場合じゃんけんによって決まっていた。
競技ルールは各機種により異なる場合があるため、始めに競技タイトル共通のルールとシステムについて説明した後、各競技タイトル独自のルールやシステムについて説明していく。
※BPLS4時点での説明です。
シーズンイン最初の配信にて、トロフィー返還が行われる。昨シーズン王者のチームが持っている優勝トロフィーを返還し、チームオーナーより挨拶がある。
ファイナルまでの間は基本的にはコナミの自社e-sportスタジオなどで試合が事前収録される(かなり厳重な守秘義務あり)。
なお、S3 ⅡDXまでは事前収録したものを編集した映像が公開されていたが、SDVXからは事前収録の様子を有料配信で見ることができるようになった。これにより、これまで編集では見えなかった部分が見えることになった。配信の内容はyoutubeのBPLチャンネルでも無料公開される。
試合の盛り上げ役兼コントロール役としてResidentDJが必ず付く。また、競技開始の権限を持っており、準備が整ったことを確認した後に5カウントをしDJプレイを止めることで競技が開始される。また、各競技タイトルごとの対戦専用モードをBPL仕様にしたシステムを使用して同期を取っている。なお、この競技モードは、競技筐体が置いてあるゲーセンであれば誰でも遊ぶことができる。(ただし、場合によっては2台必要になる場合もある)
レギュラーステージは総当たり戦で1試合3本勝負となる。過去には「先鋒戦」といった表記だったのが、S4で全競技タイトル共通でS2DDRの表記に統一(〇〇 match)となった。同時に試合は「ROUND ◯◯」で統一となる。
選手はコストを消費することで試合に参加することができる。コスト不足やコストが0になった場合は参加はできなくなる。なお、体調不良などを除き基本的にチームの全メンバーが出場していなければならない。
チームは試合前に運営にスタメンと指定課題曲を提示し、試合に望む。なお、指定課題曲のリストはBPL公式サイトで公開されている。各勝負毎に設定されている指定条件に絞り込むこともできる。
各勝負前に30秒のストラテジータイムが設けられ、チームに相手の選曲情報が表示される。チームはストラテジーを行使するかを判断し、行使する場合はスタッフへ申告する。なおⅡDXとSDVXではストラテジータイム中、何を選んだか、ストラテジーを行使しているのかは視聴者や観覧者は見ることはできない。なお、ストラテジーがルールに存在しない場合・両チームがストラテジーを行使している場合はストラテジータイムは待機時間となる。
チームから選手が表舞台へ出てきて、選手紹介のあとに選曲した楽曲が発表されるが、同時にストラテジーの発動の有無もここで発表される。
ストラテジーはどちらかが発動した場合にのみ効力が発生し、相手の選曲を無効とし新たにコナミ側が抽選した楽曲が選択される。ただし、両者がストラテジーを発動した場合はストラテジーが相殺されて無効になるか、両者の選曲が抽選となる。相殺で無効になった場合でもストラテジーの返還はない。また、クォーターファイナル以降はEX ストラテジーに変化する場合がする。発動すると楽曲に加えて任意でテーマまで変えることができる。そのため、MCがストラテジー発動を見せかけて実はないみたいな感じでフェイントをかけることがある他、発動後に出てきた楽曲が両者が苦手だったり、相手が得意とする楽曲だった場合はこの段階で試合展開が読めなくなってくることにもなるため、視聴者も選手もMCの「READY」の合図がかかるまで油断ができない。
なお、試合中に選手や筐体に異常があった場合は物理的に一時中断ができるシステムになっている。試合中に起きたトラブルや事案については両チームの関係者およびBPLのスタッフたちの協議が行われた後に裁定が下される。その裁定結果について、録画試合では試合後に事案内容と裁定結果に関する内容が差し込まれる。サイト上でも事案内容と裁定結果に関する追記がなされる。
レギュラーステージは3本勝負の総当たり戦となり、最終成績の下位2チームは敗退、中位4チームはクォーターファイナルへ、上位2チームはセミファイナルへ進出する。
クォーターファイナルよりノックアウト方式で行われ、勝てば次のステージへ進めるが、負ければその場で敗退となる。ここからは5本勝負となり「次鋒戦」「副将戦」が追加される。クォーターファイナルに勝ったチームがセミファイナルシードチームとそれぞれ戦う。
ファイナルステージで生き残った2チームは観客の前で最終決戦7本勝負行われ、勝者が決まる。なおファイナルは選手の呼び込み時にレギュラーステージからセミファイナルステージまでの戦績も併せて呼び込まれる。
なお、S2の勝利チームインタビューは森一丁がインタビュアーとして各選手に試合後の心境などを伝える。なお、ドローゲームだった場合は両チームインタビューとなる。試合配信直後は動画サムネがネタバレ防止のため1週間程度勝利チームが隠された状態となる。
S3からはインタビュアーが勝利チームの個人に訊く形式から、試合終了後直後から楽屋に戻ってきてからの選手の様子を映した映像が流れる。またメンバーシップではアナザーサイドと題してもう一つの映像が見ることができる。試合本編終了後すぐに流れるため、独立していた勝利チームインタビュー動画が本編と統合される形となった。なお、ドローゲームだった場合は両チームの映像が本編で流れる。
※BPLS4時点での説明です。
BPL立ち上げ当初から続くレギュラー競技であり、これまで一度も非採用シーズンがない競技タイトルである。
競技筐体は「beatmaniaⅡDX LIGHTNING Model」で、競技モードは「BPL ARENA」をBPL仕様にしたシステムを使用している。
4人1チーム制ではあるが、レギュラーステージは3本勝負のため必ず1名はお留守番となる。
試合展開は画面中央部のスコアグラフで表示する。スコアはEX SCORE(後に通常のスコアとして使用される)が基準となる。
テーマはノーツレーダーに書かれた6つに加え、最新作の新曲と追加譜面からセレクトする「TREND」の7種類に分かれる。SEASON4時点では31 EPOLISで収録された楽曲及び譜面がTRENDの対象範囲になる。
S2までのレギュラーステージでは全チームの総当たり戦で2種類の試合タイプで行われている。奇数試合では精度の高さを競う「指定A」、偶数試合は技術の高さを競う「指定B」の2種類が交互に行われる。なお、S4にてこの形式に戻った。
S3では、2ステージの2リーグ制となった。WリーグとBリーグに分かれる。また、ファーストステージではLv11まで、セカンドステージではLv12までが上限となる。レギュラーステージ終了時点で各リーグ1位のチームはセミファイナルへ、2位と3位はクオーターファイナルへ、最下位は敗退となる。
ストラテジーカードはレギュラーステージで2枚、セミファイナルで1枚、ファイナルで1枚付与される。
S3ではレギュラーステージで使用できるストラテジーカードは1stと2ndでそれぞれ1枚ずつ、計2枚が付与されるが、1stで使わなかったストラテジーカードを2ndへ持ち越すことはできない。両チームが同時に発動した際には両者の選曲が再抽選される。
S2までは「先鋒、中堅、大将、オールマイティ」の4枚のストラテジーカードが配られた他、ストラテジーが同時発動した際にはストラテジー相殺で無効となっていた。
各リーグレギュラーステージ1位チームはセミファイナルへのシード権を得ることができる。2位と3位はクオーターファイナルへ、4位は敗退となる。
S4からはレギュラーステージが総当たり戦となり、上位4チームがセミファイナルへのシード権を得ることができる。下位3チームは敗退となる。
クォーターファイナル以降は4人全員が1回出場しなければない。クオーターファイナルでは各リーグ2位と3位になった4チームが戦う。生き残った2チームがそれぞれのシード権を持っているセミファイナルへ挑戦ができる。
ファイナルでは「BAN&PICK制」で大将戦のテーマが決まる。先に選びたくないテーマを両チーム1つずつ選択してBANしていき、残った4つのテーマから1つずつ選択する。
選ばれなかったテーマは万が一の延長戦で使用される。ここで決まらなければ両チームの総獲得スコアが多いチームが優勝となる。
優勝トロフィーにはⅡDXを象徴するターンテーブルが入ったものになっている。
※BPLS3時点でのルールです。
BPLS2にて追加された競技タイトルで、3人1チーム制のバトルとなる。S4での開催は現時点で予定されていない。
競技筐体は「SOUND VOLTEX Valkyrie model」で、競技モードは「ARENA BATTLE」「SINGLE BATTLE」「MEGAMIX BATTLE」をBPL仕様にしたモードを使用している。3モード全てが設置店舗で常時遊べる仕様となっている。オンラインマッチングも可能。
ボルテは初めて「私立ボルテ学園」の世界観が現実に組み込まれたものとなり、ネメシス=コアに創設された「ネメシスアリーナ」にて行われる。選手とチーム関係者たちはネメシスアリーナへの立ち入りが許可される。
またその影響により、実況解説は現実世界からボルテ学園入った途端にゲームに出てくるキャラクターとなるため、Vtuberと同じスタイルで配信される。なお、プロ選手とアドバイザーなどのチーム関係者とスタッフはこの世界に組み込まれているためその影響は受けない。また例外的にファイナルでは現実世界で行われるため実況解説MCはこの設定の影響を受けない。その関係でまだ声がない状態だったマキシマ先生とつまぶきとTAMA猫はキャラ名の後ろに声を当ててる人の名前が付け足されていた。マキシマ先生なら「feat.森一丁」、つまぶきなら「feat.伊藤節生」、TAMA猫なら「feat.福島蘭世」と言う形となっている。なお、マキシマ先生とつまぶきはS2ファイナルのあとに行われた閉会式にてプレイアブルナビゲーターとしての実装が発表されて配役そのままで実装されたが、S3でもfeat.はついた状態である。
BPLで競技が実施されることをきっかけにSDVX本体で徐々にボイスがつくキャラクターが増加。とくにグレイス、マキシマ先生、つまぶき、嬬武器兄弟に関してはBPLに出演して声がついたキャラクターである。
S3ではネメシスアリーナ放送局が本編と統合。昨シーズンはResidentDJだったグレイスは今回youtube配信版のナビゲーターを担当。ただし、グレイスのパートのみ生配信パートとして配信される。また、youtube配信版のパブリックビューイング会場もBPL公式サイトで掲載を開始し、配信本編でも店舗の紹介をしたりしている。試合本編前にはパブリックビューイング会場から出場した選手が登場し、グレイスと掛け合いをすることも。
一方試合本編はResidentDJと司会を嬬武器兄弟が、試合中の実況解説をマキシマ先生(森一丁)、つまぶき(伊藤節生)が担当。
そして、ボルテの公式大会恒例のFLOORによる公募も実施され、今回は毎試合の大将戦3曲目に採用楽曲が1曲お披露目となる他、翌日には1週間限定でプレーするだけで誰でも解放できるようになっている。
S2ドラフト会議では「チームイメージミュージック(入場曲)」のドラフト会議が前座で行われる。こちらもドラフト会議のルールが適用され、各チーム1曲ずつ候補曲から選曲をして、被った場合は抽選で決定し、それを全チーム確定するまで続ける。そこからチームメンバー獲得のためのドラフト会議本編がスタートする。
毎試合全員出場の他、誰か1人が2本勝負を担当しなければいけない。
試合展開は画面上部に出てくる拮抗ゲージで表示される。0に近い場合は優勢チーム側が点滅する。また、メガミックスバトル除き、EXCEED GEARより実装されたEX SCOREで各勝負の勝敗が決る。シーズン途中にクリアランプにPUCの上位互換S-PUCが追加された。
レギュラーステージでは先鋒戦から順に「メガミックスバトル」「タッグバトル」「シングルバトル」の3つで行われ、大将戦となるシングルバトルでは3曲目にFLOORにて募集していたコンテストの採用楽曲が毎試合1曲お披露目と公式大会恒例の初見プレー対決が行われる。S2では8チームがそれぞれ「Lリーグ」「Rリーグ」に4チームずつ分かれて戦うルールで行われていて、S3でも同様のルールで行われる予定だったが、後述する「SUPERNOVA Tohoku」の撤退により大幅なルール変更が行われることとなった。
SUPERNOVA Tohoku撤退発表後に公表されたルールでは、7チームによる総当たり戦となり、全試合終了後に確定する順位で上位4チームがトーナメント戦へ進み、下位3チームが敗退となる。メガミックスバトルでは「課題曲区分」と「レベル指定」が、シングルバトル。タッグバトルでは「テーマ区分」と「レベル指定」が適用される。また、収録の模様が有料配信にて見ることができるようになった。4週に渡って試合が行われ1週ごとに5試合の収録を放送することになる。なお、撤退となったSUPERNOVA Tohokuに所属した選手は特別解説者としてマキシマ先生、つまぶきと一緒に解説をする。
タッグバトル・シングルバトルはテーマ指定となっており、稼働途中から追加されたIIDXのような「エフェクトレーダー」に示された6要素(NOTES / PEAK / TSUMAMI / ONE-HAND / HAND-TRIP / TRICKY)から決められる。ちなみにIIDXのSOF-LANに相当するものは主にTRICKYとして分類されている。
メガミックスバトルは各チーム1人を選出し通常スコアで戦う。ターン制バトルとなり、12ターンで争われ、最終的に勝ち星を多く獲得した選手が勝利となる。基本のルールに関してはボルテのサイト内を見ていただきたい。
S3からは新たに課題曲区分が設定されることになった。課題区分は区分A(BOOTH、Ⅱ infinity infection、Ⅲ GRAVITY WARS)、区分B(Ⅳ HEAVENLY HAVEN)、区分C(VIVID WAVE、EXCEED GEAR)の3区分に分かれている。
タッグバトルは各チーム2人1組で選出し、各チーム1曲を選曲して対戦する。
シングルバトルは1名を選出しそれぞれ1曲ずつ選曲し、戦う。その後、FLOOR採用楽曲の初見プレーでの対戦が行われる。なお、シングルバトルはBPLで初登場となったモードでS2終了後から一般プレーヤーも遊べるようになった。
ストラテジーカードはS2ではなかったが、S3で導入された。両チームがストラテジーを使用した場合は相殺される。また、クオーターファイナルでは、上位チームのみに付与される。それ以外のステージでは全チームに各ステージ専用で1枚付与される。
S2は各リーグ上位3チームクオーターファイナルへ進出し最下位のチームが敗退となったが、S3よりDDRと同じくクオーターファイナルの対戦カードを決める戦いとなっている。
クオーターファイナルからノックアウト方式となり、勝てば上のステージへ行くことができるが、負ければそこで敗退となる。
優勝トロフィーは筐体上部のフレームが入った形のトロフィーとなっている。
※BPLS4のルールです。
BPLS2から追加された競技タイトルで、3人1チーム制のバトルとなる。S3では開催がなかった。
競技筐体は「DanceDanceRevolution 20thAnniversaryModel(金筐体)」で、競技モードは「店内対戦モード(旧名称:BPL BATTLE MODE)の『SINGLE1vs1(シングルバトル)』および『DUO2vs2(タッグバトル)』」のBPL仕様の特殊専用モードで行われる。
これまで、パフォーマンスやガチのソロバトルが主流だったDDRにとって史上初となる「チーム戦」となる。また、ⅡDXやSDVXとは異なり、海外人気の高さもある影響で日本語実況に加えて英語での実況も行われる。また、開始時間に日本標準時(JST)の明記、予告では日本語字幕版と英語字幕版の2本同時投稿もなされる。
なお、クオーターファイナルまでは3本6曲勝負となりセミファイナルとファイナルでは5本10曲勝負と、2タイトルと比べて試合が若干短くなる。その分、他の2タイトルに比べて、体力の消費が非常に激しいため、非常に厳しい戦いを強いられる。そのため試合中断も発生しやすい。
そして、これまでの2機種とは異なり、オープニングでアンセムソングが流れ、その後にダンスパフォーマーによる「パフォーマンスプレー」が1曲行われる。このパフォーマンスは兄弟ゲーム「DANCE aROUND」や「DANCE RUSH STARDOM」の振付師や監修をしたダンサーやDDRでも有名なパフォーマーが登場する。
テーマは組み合わせ方式となる。筐体世代3つと譜面傾向2つの中からそれぞれ1つずつ選択される。
筐体世代×譜面傾向に分かれており、筐体世代では「CLASSIC(1st~X3)(旧筐体、X筐体)」「WHITE(DDR2013~A)(白筐体)」「GOLD(A20~WORLD)(金筐体)」の3つにくくられ、譜面傾向は同レベル帯では比較的一般的な譜面の「STANDARD」とBPM変化や停止などといった特徴のある譜面の「TRICKY」の2つにくくられる。ただし、高難易度帯になってくると比較的一般的なはずなのにTRICKYでは?と思ってしまう譜面も増えてくる。
なお、この筐体世代はS4競技バージョンである「WORLD」にて、レーティング指標「フレアスキル」の対象枠各30曲(計90曲)の枠組みとして実装されている。
ただし、レベル上限がセミファイナルまでは17まで、ファイナルのみ18ということもあって、DDRの一番難しいレベルである19は一切登場しない。
そして、選曲では最初に相手がリクエストした3曲が全体に表示されるところから始まり、相手が提示してきた楽曲の中から1曲を選曲する。そのためストラテジータイムと同時に選曲タイムとなるため30秒以内に楽曲1曲とストラテジーの行使の有無を判断しなければならない。なおS2の途中よりストラテジータイム中に指定した3曲が配信内でも表示されている。ストラテジータイム後に3曲の中から選んだ楽曲が発表される。ストラテジー行使時は自身の選曲の中から相手の選んだ楽曲を弾き、残った2曲からランダムに選ばれる。
ストラテジーカードはレギュラーステージのみ付与され、全チームに1枚付与される。
S2ではⅡDXと異なり、出場選手のコスト40を消費することで使用ができた。
なお、チーム入場と日本語の楽曲名と解説と告知は日本語で、実況や前説、ビジュアルでのルール説明などは英語で行われる。
S4レギュラーステージは、1試合1本2曲勝負の短期決戦となる。使用モードは「タッグバトル」のみであるため、1試合でのポイント稼ぎが重要になる。
セミファイナルからはノックアウト方式となり、勝てば上のステージへ進むことができるが、負ければそこで敗退となる。使用モードは「シングルバトル」と「タッグバトル」で、S2のレギュラーステージのフォーマットで対戦する。
S2ではセミファイナルとファイナルが同日開催された。つまりファイナルまで生き残ったチームは5本勝負10曲を2セット(2試合)、つまり1日のうちの短時間で合計20曲こなさなければいけない状況となった。途中ハーフタイムを挟んでのファイナルとはいえBPL史上最も過酷な試合となったことは間違いないだろう。
トロフィーはDDRのロゴである4つのパネルが入ったトロフィーとなっている。
BPLではゲームセンターを運営する会社がチームオーナーとなり選手を獲得し一緒に優勝を目指す。プロモーション大会であるZEROではBEMANIアーティストや有名人が監督となりチームを優勝へ導く。また、プロ選手となったプレーヤーはその機種のエントリー画面やオンラインマッチング画面などでプロプレーヤーであることの証が付けられる。また表舞台には出てこないが、戦略などの裏方を担うアドバイザーや監督、チームオーナーも試合に同行する。
読み方が分かりづらい選手や別名義がある選手は名前の横に括弧内で読みを明記する。大百科内に記事がある選手は太字で明記する。また、企業所属選手は所属をしたシーズンを明記し、チームを離脱した選手は所属していた最終シーズンを明記する。
BPL ZEROはその機種のプロモーションとして実施される企画であり、有名人やBEMANIアーティストがチームの監督としてつく。プロモーション大会のため本来のルールから一部を変更して行われる。シーズン終了後はチームは解散となる。このプロモーション大会から本番で活躍する選手も多く排出している。
BEMANIアーティストであり、後にResidentDJを務めるRyu☆が監督を務めるチーム。
ⅡDXのドラフト会議時点ではMIKAMO選手が出場予定だったが、都合により出場ができず待機選手枠からNORI選手を指名している。
また、特別枠ではBEMANIシリーズで活躍し後に声優となるⅡDXでも十段所持のNU-KOを獲得した。
アイドルグループ「でんぱ組.inc」のメンバーにしてセンターと赤担当のゲーマー古川未鈴が監督を務めるチーム。ⅡDXのみ参戦。
後に2021やS2で大活躍する選手を抱え、最終的にはチームを勝利に導いた。
特別枠ではストリーマーとしても活躍しⅡDXでも八段を所持するYUNOCYを獲得した。
バーチャルYoutuberとしてにじさんじに所属するIT企業の社員にして、音ゲーマーとしてもかなり名を馳せる監督。ⅡDXの配信でも過去に数々の偉業を成し遂げている。ⅡDXのみ参戦。
バーチャルの都合上画面上のみでの出場となり、監督としてはモニターとインカムを通じて指示を出すほか、ドラフト会議の重複指名の場合は解説のDOLCE.が代理でじゃんけんをした。
特別枠ではコスプレイヤーであり、特別枠では最強となる段位中伝を持つEIKAを獲得した。
beatmaniaⅡDXでは皆伝所持を所持し、BEMANIファンからは「自給自足ごりら」の称号を与えられるほどの音ゲーマーでありコンポーザーでもあるDJ TOTTOが監督を務める。DDRのみ参戦。ちなみにこの前には度々彼の行方が不安視されていたが、このイベントで久々に表舞台へ登場した。
beatnation Recordsのレーベルオーナーを務め、BEMANIアーティストからもキングの愛称で親しまれている顎ことdj TAKAが監督を務める。DDRのみ参戦。
※BPL2021及びBPLS2の並び順準拠で掲載。情報はSEASON3 SOUND VOLTEXドラフト会議終了時点の所属とする。チーム構成は「各機種の規定人数の選手+アドバイザー(監督など)+オーナー関係者」となっている。なお、SEASON4 ⅡDXならびにDDRで新たに選手として指名された選手には☆マークが横につく。また、ドラフト会議で他チームが獲得した場合は前シーズンの所属チームと在籍シーズンを明記する。
長野県を拠点とし、東日本エリアを中心にゲームセンターやバッティングセンター併設アミューズメント施設「APINA」「ゲームシティ」「ゲームスクエア」「YAZ」やボウリング場「アピナボウル」を運営する共和コーポレーションがチームオーナー。人気マスコットキャラクター「アピにゃん」のぬいぐるみを毎試合選手入場時に持っている。チームスローガンは「見据えるビジョンは勝利への道」
チームスポンサーは長野県のローカルテレビ局「テレビ信州」及び「長野放送」(S2のみ)と証券会社の「野村證券長野支店」がスポンサーとなっている。なお、スポンサーであるテレビ信州は、度々試合や練習風景など、選手への取材を行っており、その模様が夕方のローカルニュースで度々特集されている。
埼玉県を拠点とし、関東や関西を中心にゲームセンター「ゲームパニック」やボウリング場「パニックボウル」などを運営する株式会社レジャランがチームオーナー。会社名がレジャランだが、同ブランド「レジャーランド」を使用している株式会社山崎屋の関連会社でもある。チームのロゴにもなっているマスコットキャラクターである「ほしまるくん」のぬいぐるみを持って登場することもある。チームスローガンは「世界に轟く稲妻の闘士」
チームスポンサーはエナジードリンクの「ZONe ENERGY」と「LA・SE・RI Resort & Stay(らせり リゾート&スティ)(旧・La Seriole (ラ・セリオール))」、S3からZONe ENERGYに代わり、自動販売機でおなじみの「ダイドードリンコ」が新たなスポンサーとなっている。
神奈川県を拠点に関東エリアでゲームセンター「シルクハット」を運営する株式会社マタハリーエンターテイメントがチームオーナー。チームオーナーの親会社はパチンコ・パチスロホールやネットカフェなども運営している。(パチンコ・パチスロホールに関しては一部店舗で同じ建物に同居してることもある)
コナミの新規タイトルのロケテストを行うことで有名なシルクハット川崎ダイスもこの企業が運営しているゲームセンターである。
選手入場時にはシルクハットを持って登場し、S2以降は企業マスコットキャラクターの「もちこ」の人形がシルクハットの中に入ったりしており、S3 SDVX以降は赤いシルクハットを持つようになる。チームスローガンは「マジカル・ミラクル・イリュージョン!」
チームスポンサーはオーディオメーカーの「final」、川崎宿跡地に建てられた「ホテル縁道」、川崎のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」といった川崎に縁のある企業がS3からスポンサーとして参入している。
大阪府に拠点を置き、全国のみならず国外にて複合型アミューズメント施設「ROUND1」を運営する株式会社ラウンドワンジャパンがチームオーナー。ここ数年では海外での日本食文化を広めるための事業を展開しだしている。
S2以降からはマスコットである「ラウわんコ&アニキ」のマスコットをもって登場するときがあった。チームスローガンは「赫き力で頂点を目指す」
チームスポンサーには、スポーツ用品等を展開する「ファイテン株式会社」がスポンサーとなっている。
石川県を拠点に北陸や関東エリアなどで複合型アミューズメント施設「レジャーランド」などを運営する株式会社山崎屋がチームオーナー。ちなみにレジャーランドのルーツはバイパス食堂の横にゲーセンを作ったことが始まり。入場時にはチームロゴに小さく描かれているマスコットキャラクター「遊星くん」のぬいぐるみを持ってスローガンの名のごとく笑顔で登場する。チームスローガンは「挑む頂点の星 笑顔の奥に燃える闘志」
チームスポンサーには「スポーツウェーブ鉃腕24」、「ゆめのゆ」、「あそびマーレ」といった山崎屋系列店舗がスポンサーとなっている。
東京都に拠点を置き、ゲームセンター「GiGO」などを運営する企業、株式会社GENDA GiGO Entertainmentがチームオーナー。S2から参戦開始。
参戦発表当初はまだセガサミーホールディングスが株式を持っていたため、商号が「GENDA SEGA Entertainment」だった。そのためライバル企業でありながら、近年では電子マネー決済システムやチュウニズムの開発協力などで少しずつ仲良くなっているセガがBPLに参戦するとのことで大きな話題を呼んだが、その後セガサミーホールディングスが持っていた株式をGENDA側が取得。セガサミー側が事業撤退となった後、現在のGiGOブランドに統一された。
ゲーセンが衰退傾向にある中で、積極的なM&Aや事業展開をしている。また、SEGAから株式を取得したあとも積極的に店舗の新規出店も行っている。
ちなみに余談ではあるが、BPLの主催であるコナミアミューズメントもチームとして参戦している麻雀のプロリーグであるMリーグのチーム「U-NEXT Pirates」のスポンサーにもなっている。
撤退したSUPERNOVA TohokuのX(Twitter)アカウントの保全管理も同チームが行っている。
S3途中より、チームマスコットキャラクター「ギーゴリラ」が登場している。
チームスポンサーには、GENDAグループの「日本ポップコーン株式会社」が運営するグルメポップコーン専門店「HillValley(ヒルバレー)」と、同じくGENDAグループの「株式会社レモネード・レモニカ」が運営するレモネードブランド店「LEMONADE by Lemonica」がS4からスポンサーとなっているように、主に親会社のGENDAが運営する飲食店がスポンサーになっている。
チームスローガンはGiGOのブランドスローガンでもある「Get into the Gaming Oasis」(日本語にすると「ゲームのオアシスに飛び込め!」)
東京都に拠点を置き、全国でゲームセンター「タイトーステーション」の運営や、ゲーム制作をしている企業、株式会社タイトーがチームオーナー。現在参戦しているチームで唯一の同業他社。そして、参戦当初から尖りに尖ったサイトで話題を呼ぶ。チームのプロモーションや選手の育成では他のチームとは違った切り口で展開をしている。また、チームや選手をモチーフとしたコラボメニューがあり、そちらは同社が運営する飲食店「EXBAR TOKYO PLUS」や「メガレイジ溝の口」で楽しむことができる。選手入場時のポーズがチームロゴでマスコットである「モンスター(通称:モンちゃん)」と同じポーズを取る。(「・ω・)「ガオー
また、S2参戦からチームの出場試合関係なく試合配信があるたびにEXBAR TOKYO+でパブリックビューイングを実施しており、多くの音ゲーマーやBPLファン、さらには選手まで訪れるまさに一大聖地となっている。
さらに、メガレイジ溝の口はBPLS4 DDRレギュラーステージの試合会場として登場。
S3からは韓国出身の音ゲーマー「KKM*」選手の獲得をきっかけにスタッフ陣に通訳担当のスタッフを2名つけている他、韓国のゲームセンターとの共同企画で日韓交流戦なども主催したりと国際交流に力を入れている他、韓国のゲームセンター「GAME D」、「GAME PLAZA」も当チームのスポンサーとして名乗りを上げている。
さらに、2024年11月からは「ストリートファイター」部門も設立。
ROUND1と並んでチームテーマソングの治安が悪いことでも有名。
チームスローガンは「The Party Rockers here to beat.」
チームスポンサーは参戦チームの中でも最多であり「コカ・コーラボトラーズジャパン」「ULTRA PLUS」「Silas」「New Balance」「オーディオテクニカ」「近畿日本ツーリスト」と様々な業種の企業やブランドがスポンサーとなっている。
福島県を拠点に東北地方でゲームセンター「スーパーノバ」を運営する株式会社ワイ・ケーコーポレーションがチームオーナー。参戦チームで唯一地方の名前が入っている。チームスローガンは「東北に煌めく超新星」
S2 DDRのドラフト会議の際に、交渉権を獲得した選手3名の見た目や年齢から「三者面談」みたいだと話題になった。
2023年11月21日に株式会社GENDA GiGO Entertainmentがワイ・ケーコーポレーションのゲームセンター事業を継承することを公表。今後GiGOグループの一員となる予定である。GENDA GiGOはBPLでチームGiGOも運営している影響で、翌月の12月25日までを持ってチーム活動に終止符が打たれることとなり、BPLから姿を消すことで界隈に大きな衝撃が走った。X(Twitter)アカウントは削除せずに活動の記録保全のためにGiGOが管理することになる。S3のドラフト会議でチームメンバーが確定していたSDVXチームは今回の撤退により出場権を失うこととなってしまった。ただし、SDVXに関して特別解説者として当初出場予定だった7C選手とTORIDE選手が解説として登場する。また、SDVXドリームマッチでは特別にS3で出場する予定だったチームそのままで特別出場を果たした。
チームスポンサーには「スーパーノバ イオン仙台中山店(現:GiGOイオン仙台中山)」と同じイオン仙台中山店別棟に2022年にオープンした屋内型スポーツ体験施設の「JOYPOLIS SPORT」と会津若松市の不動産会社の「不動産信託リサーチ」がスポンサーとなっていた。
ドラフト会議で再指名されなかった選手やチームから完全に離れた選手など、BPLから離れた選手をここにまとめる。なお、チームの運営に回った選手はそのチームのアドバイザーなどのところに明記をする。
※S3より、DJのメンバーが大幅に増えたため、ここでは主要となるDJを紹介する。
西村氏、植松氏、沖田氏にはそれぞれ登壇時に専用の登場演出がある。また西村氏に関してはバーチャルバージョンもある。
現在募集中です。
掲示板
11 ななしのよっしん
2024/10/05(土) 12:30:51 ID: CU001C4RqU
https://
配信チケ一般販売しません!
筐体か購買部で6500円使ってください!
3日見たい人は×3な!
マジで終わってる
12 ななしのよっしん
2024/10/13(日) 21:09:59 ID: CHas4uPAzN
来年出場辞退確定選手は
MIKAMO(実家の農家を継ぐ為)
PEACE(今年度で区切りを付ける為)
KKM*(兵約制度)
来年のゲーパニとTradz結構辛そうだな…
13 ななしのよっしん
2024/12/15(日) 17:56:17 ID: VXfUOM/YZC
ジャンルが固定化されてるeスポーツに直接的なPvP要素が無い音ゲーで参戦する心意気は凄いんだが、
年々厳しくなる搾取体制見るに身の丈に合わない業界へ飛び込んじゃった感が拭えない
音ゲーってアジア園はまだしもそれ以外の海外人気全然だし、主力がゲーセンorスマホだし、
実況プレイやプレイ動画と相性悪いし、格ゲーとかに比べると厳しいよなぁやっぱ
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最終更新:2024/12/22(日) 19:00
最終更新:2024/12/22(日) 18:00
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