ヘクトパスカル(hectopascal)とは、圧力の単位である。
圧力のSI組立単位「パスカル(Pa)」に、SI接頭語「ヘクト(h)」を加えたもの。100パスカルを表す。
主に気象学で用いられる。新聞の天気図やテレビの天気予報では、気圧の単位はhPaで表される。標準大気圧は1013.25hPaである。
SI接頭語は原則として3桁ごとであるため、パスカルも1000倍の「キロパスカル」が使われるべきである(実際、タイヤの空気圧などはkPaで表される)。気象学でだけhPaが使われるのは、歴史的な理由による。
かつて、気象学において気圧の単位はbar(バール)が使われていた。これは、メートル法を使いつつ、標準大気圧が1に近くなるように定められた値で、事実標準大気圧は1.013barであった。これを扱いやすく接頭辞m(ミリ)をつけたmb(ミリバール)が長らく気象学における気圧の単位だったのである。
国際単位系が整備され、単位の基準がSI組立単位となったことで、圧力の単位はPaに統一されることになったが、数字が変わっては混乱を来すため、現在でもmbと数字が同じになるhPaが使われているのである。
今後kPaに統一されるようなことがあれば、hPaは死語となるかもしれない。
掲示板
1 ななしのよっしん
2023/12/31(日) 20:11:48 ID: jVolatfLqK
接頭語+組立単位で記事立てるのっておかしくね?やるならパスカルの記事でやれよ
曖昧さ回避も何も1個しかねえじゃん。内容もスカスカの記事立てるなよ。リソースの無駄
2 ななしのよっしん
2023/12/31(日) 23:12:25 ID: LW4E4EVoao
パスカルの記事がキャラ名で割り込んで説明しづらい状況だから
「パスカル(単位)」の記事名にした方がいい
どっちにしても内容が短すぎる…
3 ななしのよっしん
2024/01/01(月) 00:59:21 ID: vSJhjKaqvb
ミリバールについても書け
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最終更新:2025/12/24(水) 19:00
最終更新:2025/12/24(水) 18:00
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