六堂える

六堂えるとは、アニメおよびゲーム『ひみつのアイプリ』の登場人物である。誕生日は5月18日。
CV：川口莉奈

慎重派でものしずかな私立パラダイス学園の中等部1年生！みんなにひみつで、アイプリグラムで小説家として活動しているよ。いつもメモを持ち歩いていて、小説のネタを考えているの。趣味は読書で、机の上はいつも本でいっぱい！

～公式キャラクター紹介より～

概要

『ひみつのアイプリ』の2年目リング編から初登場したキャラクターで、青空ひまり・星川みつき両主人公の後輩。本格的な登場は52話からだが、51話ではすでに学園に来ていた。

五十嵐じゅりあのルームメイトで、明るいギャル気質なモデルとは正反対の物静かなインドア派。なおかつ、少し口うるさいが、あくまでもじゅりあがずぼらすぎるだけで、彼女のパーソナルスペースも積読の本で散乱しているのであまり人のことは言えない。

もともとはアイプリブレスは持っていたものの、完璧主義が災いして自分では一歩前に進めず、バースに入りもせず見る専にとどめていたアイプリROM勢。このため、正直アイプリに関してはエアプだったのだが、明らかに思い入れのあった特定アイプリもいたがために、リアリティあふれる彼女のアイプリノベルは人気を博し、ペンネームのえむとしては名の知れた存在だった。

のだが、ルームメイトのじゅりあが同じような完璧主義をある程度やわらげアイプリデビューしたのと、ほぼ同時期にみつきに身バレしたために、彼女もまた自身の一歩を踏み出すこととなる。じゅりあに煌めきは見出しているとみなされていたように、内に秘めた情熱は強く、ひまりとみつきのライブと、つむぎの後押しによって、バースインした初日にて見事ライブデビューに至った。

なお、じゅりあにも自分からカミングアウトするが、一言多いじゅりあの性格のために、仲良く喧嘩しなと言った関係となっている。

私にないもの持ってるジュえる

お互いアイプリであることを知りつつ、引き続き正反対なルームメイトに過ぎなかったじゅりあとえる。しかし、ひまりとみつきのジュエルバズリウムチェンジにあてられて、ぼんやりと誰かとデュオを組んで輝きを高めたいとお互い思い始める。さらに、内心特定の誰かをお互い思い浮かべていたのだが、それぞれ一歩前に進められない状況に陥る。

ところが、えるが知らないところで、じゅりあはアイプリ部のかほちーからデュオの誘いを受け、このことを中途半端に知ってしまう。露骨にショックを隠せないえるであり、じゅりあを避けるようになってしまうのだが、そんなえるに対し事情を知らずにじゅりあは元気づけたいと悩みだす。

ひまりとみつきの後押しもあってようやく話し合える機会が来たのだが、じゅりあがえるを元気づけようとライブを見せようとしたことが盛大にえるの地雷を踏んでしまう。内心、本来自分がいたかった場所にすでにかほちーがいるのを見せつけられると思いこんでしまったのである。ここでえるがじゅりあの曲を嫌いだと反撃したことが、じゅりあを大いに侮辱してしまう結果となった。

自分の大切なものを侮辱されたじゅりあは、えるを拒絶するも、追いすがるえるはついにじゅりあがずっと歌いたがっていた曲は自分が送ったものであることを明かす。かくして、2人を濡らす雨が禊になったのか、えるがじゅりあへのアコガレを洗いざらいぶちまけたこともあり、和解。

ここまで来てもなお一歩踏み出すことに抵抗を感じるえるの伊達眼鏡を外し、じゅりあはデュオを組む正式なお願いをえるにする。ここまでやってようやく心を開いたえるも申し出を受け、2人のデュオ・LOVEJURIELが結成されたのであった。

雨の後には、2人を祝福するように、宝石のように輝く虹がかかっていた。

なお、どさくさ紛れにえるはじゅりあをモデルにした主人公の小説を書いていたことまで明かしてしまうのだが、それは別の物語である。

余談

• 彼女もシリーズに割とよくいる眼鏡キャストオフ勢……というか、67話で明らかにされた通り、設定上伊達眼鏡で、アイプリ内のキャストオフした姿の方が本来の姿である
  伊達眼鏡な理由は特に明かされていないが、上記LOVEJURIEL結成に伴い伊達眼鏡キャラをやめてしまった
• じゅりあとの関係は「アニメージュ」2025年6月号で監督の山口健太郎に、小さい頃からの幼馴染であればひまりとみつきみたいになっていたが、そんな2人が中学でばったり知り合った結果反発し合う仲になったという、別の世界線のひまりとみつきとも形容されている

関連動画

関連項目

• ひみつのアイプリ
• 五十嵐じゅりあ