「そんなバナナ」とは、日本における由緒正しいギャグの一つである。
『え~っ 説明これだけ?』
『だよ~ん♪』
『そ ん な バ ナ ナ !』
恐らく、日本人なら誰もが一度は聞いたことのあるギャグであろう。「いかにも」な「分りやす~い」昭和風味が逆にウケるのか、この21世紀の世の中においても代表的な死語、オヤジギャグの一つとして広く巷間に親しまれている。
その反面、語源や、言葉が広まった背景については諸説がありはっきりとは分かっていない。
そんなバナナというギャグが日本に広まった原因と見られるのはいくつかあると推測される。
ただし、1982年の時点ですでに「そんなバナナ」と歌う[バナナのおやこ](関和男 作詞、福田和禾子 作曲)という歌が、テレビ番組[おかあさんといっしょ]の中で繰り返し放送されている。
なので誰が、或いは何がこの言葉を最も流行らせたか?はともかく、言葉そのものは1980年代の初期には既に存在していたものと思われる。
そんなバナナというギャグの使い方は誰かが変なことを言った後や信じられないことを言った後に「そんなバナナ!」と言う。
いずれにしろ、ギスギスとした世相に、ノホホンとした安らぎを与えてくれる暖かい言葉として、今でも人気が有ることは冒頭に述べたとおりである。だからもし誰かがこのギャグを使い、スベッたとしても、その時はバナナの皮に免じて許してちょんまげ。
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最終更新:2024/06/05(水) 14:00
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