コピペブログとは、電子掲示板2ちゃんねるに立てられたスレ(スレッド)・レスで記事を編集構成するブログの総称である。その名の通り、レスを抽出・編集しコピー・アンド・ペーストした物を掲載する。現在数多のコピペブログが存在し、新規参入は非常に困難である。
コメント欄では記事内容に付いての読者・閲覧者の更なる書き込みコメント・議論される。[1]
アフィリエイト設置しているところが多いため、アクセス数を稼げる内容なら板やスレッドのローカルルールを無視(あるいは気づいていない)して転載するブログが少なくないため、記事のネタ元となりやすい2ちゃんねらーからは嫌われがちである。ニュース速報(VIP)板といった板レベルや、スレの>>1で書かれるスレッドレベルのローカルルールでは、アフィリエイトを利用しているブログへの転載禁止を明記しているところがある。しかし、ローカルルールは転載元Blogには無視され勝ちである。
2ちゃんねるのスレッドを取捨し、その記事の中でさらにレスを抽出するため、コピペブログは中立的なようでいて実は編者の主観が多大に入り込み、結果として偏った意見を掲載する記事になっていることもある。もちろん意図せず偏ってしまうこともあるが、アクセス数=収入を稼ぐためあえて扇動的な書き込みだけを抽出する、ということも見られる。例えば、実際は少数派である「キモい」書き込みを、あえてそこだけを抽出することでさもスレッド住民すべてが同類の「キモい住民」という風に印象づけることができる。
大手コピペブログの閲覧者は有名人その他のブログと同等か、それ以上の閲覧者がいることを考えてみれば、コピペブログの論調によるネット界への良からぬ影響は少なからずあると言えるだろう。特に政治的な記事については閲覧の際に注意がいる。
ある意味「情報操作」に通じるところがあると言える。欲しい情報を手間をかけず手に入れたい人たち、断片的な情報を拾い読みしている人たちは前述のような恣意的な記事作成方法に踊らされる恐れがある。
取り上げられた記事に関係するスレにコピペブログから流れてきた人が煽りまがいの書き込みをしてスレが荒れてしまうなど、スレ住人の中にはコピペブログに取り上げられるのを快く思っていない人も多い。
元々2ちゃんねるを見なかった人も頻繁に目しているにいると考えられる。例えば、ゲハ系のブログでは敢えて偏った考えを披露することでアクセス数を稼ぐという行為が行われている。元々ゲハ論争は板の中、または2ちゃんねる内で行われていることが多かった。ところが最近は、一般のブログ、掲示板、ニコニコ動画などでもゲハ臭い言葉が飛びかっている現状がある。これはゲハ板を見なかった人がコピペブログを見て、煽りかたを真似したのではないかと言われている。こうした2ちゃんねるの悪しき習慣や行動が周囲に伝播するという問題もある。
ブログで採りあげた記事に関係のあるグループ・個人のサイトやツイッターアカウントまたは、動画投稿サイトにある関連動画へ、突発的にブログの記事から流れてきた「とにかく、ひとこと言いたい」人たちによるイタズラ・中傷コメントが書きこまれ、そこを訪れたまったく事情を知らない無関係なネット利用者にも不快な思いを強いるといった状況も生まれている。
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最終更新:2024/05/04(土) 19:00
最終更新:2024/05/04(土) 19:00
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