- 世界は救われる 彼女を失えば -
『テイルズオブシンフォニア』とは、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から発売されたRPGである。
2003年8月29日にゲームキューブ用ソフトとして発売、翌2004年9月22日にはプレイステーション2へ移植された。
また、2013年10月10日にはプレイステーション3へ移植された。
『テイルズ オブ』シリーズのマザーシップタイトル第5作目。
略称は「シンフォニア」、もしくはタイトルの頭文字をとって「TOS」。
テイルズ独特の固有ジャンル名は「ボケが響きあう君と響きあうRPG」。似たようなジャンル名として『テイルズ オブ ジ アビス』では「響きあう物語」と表記されている。
なお、『テイルズオブファンタジア』と同じ時間軸にあり、『ファンタジア』の過去の話となっている。
2008年6月26日に、本作から2年後の世界が舞台の続編タイトル『テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士』がWiiで発売された。
2013年10月10日には、TOS誕生10周年記念作品として『テイルズオブシンフォニア』『ラタトスクの騎士』両タイトルをまとめてPS3へ移植したソフト『テイルズオブシンフォニア ユニゾナントパック』が発売された。
PS2への移植の時とは違って目新しい要素はほぼ無いが、秘奥義の新規カットインや歴代コスチューム衣装などが新たに追加されている。また、『ユニゾナントパック』発売決定に際して、主人公ロイドが魔神剣を放つ姿が描かれているTOS誕生10周年記念ロゴ(テイルズオブシリーズ誕生10周年の折に作られた、クレスが魔神剣を放っているロゴがモチーフ)が作られた。
シリーズの戦闘システムにおいて、初めて2Dから3Dに戦闘システムを変更。
マルチライン・リニアモーションバトルシステム(ML‐LMBS)というちょっと長い名前の戦闘システムである。
これにより、戦闘における自由度が増すと共に、2Dでは出来なかった戦略などが広がるようになった。
幼くして父母を亡くし、ドワーフ族の養父に育てられた17歳の少年ロイドは、死滅の危機に瀕した世界『シルヴァラント』を、遠い昔のように豊かで平和な世界にするために幼馴染のコレットやジーニアスと共に旅立つ。コレットは世界再生の鍵を握るとされる‘マナの血族’の末裔、その中でも更に選ばれた存在である‘神子’なのだ。
彼女が‘天使’に転生すればこの世界は救われる──そう信じて幾多の試練・難関に挑むロイドたち。
しかし、徐々に明かされるこの世界の真の成り立ちにロイドは疑問を持ち始める。
シルヴァラントが再生することは、表裏一体の逆世界『テセアラ』が衰退することを意味していた。
“一方が栄えるために、もう一方は犠牲になる。それは避けられないことなのか?”
その思いは、世界再生のため‘天使’に近づくにつれて人間性を失っていくコレットに対する思いと重なってゆく…。
『テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION』を参照。
| テイルズ オブ シリーズ(?) | |
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最終更新:2025/12/11(木) 22:00
最終更新:2025/12/11(木) 21:00
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