『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』とは、スクウェア・エニックスから発売されたRPGである。
略称はドラクエ8、DQ8。
概要
ドラゴンクエストシリーズの第8作目。
開発はレベルファイブが担当。これまでのドラクエと違い以下のような特徴がある。
- 完全3D化、後方視点
- トゥーンレンダリングによるアニメ風の描画
- 見渡す限りの広大なフィールド
- 仲間の動きが見える派手な戦闘演出
- レベルアップと同時に与えられるスキルポイントの追加
- 武器によって使える特技の変化
北米版のタイトルは『Dragon Quest VIII: Journey of the Cursed King』。北米版では、キャラクターボイスの挿入、東京都交響楽団の演奏によるBGMなどの変更点がある。また、初めてヨーロッパでも発売された。
登場人物
- 主人公
赤いバンダナが特徴的な本作の主人公。布を基調とした冒険者風の服装に、革のベルトやポーチがお洒落である。ドラゴンクエストシリーズの主人公らしく終始無言であり、名前もプレイヤーの意向に依存する。元はトロデーン城に仕える近衛兵であり、ドルマゲスによるイバラの侵食にさらされたトロデーン城から、ただ一人呪いの影響を受けずに脱出した。以後、緑色の怪物の姿となってしまったトロデ王と、白馬に変えられてしまったミーティア姫とともにドルマゲスを追っている。道中命を救ったヤンガスに兄貴と慕われ、ともに旅をすることとなった。
彼の出生については本編クリア後に明かされることとなる。(↓ネタバレなので反転してご覧ください)
サザンビーク王国の第1王子であったエルトリオと、竜神族の長老の1人グルーノの娘であるウィニアとの間の息子であり、人間と竜神族のハーフといえる。竜神族の里で生まれたために長老会の決定により記憶を封じる強力な呪いを幼少期にかけられた。(この影響で他の呪いに強い耐性を持っている)
彼はポケットに、ハムスターにモヒカンをくっつけたような「トーポ」という生物を飼っており、主人公がチーズを食べさせることで様々なブレスを吐き、戦闘にも参加する。
- ヤンガス
イガイガの帽子が特徴的な元山賊の男。主人公に命を助けられた経緯から、恩義のみでパーティーに参加する。故に、ドルマゲスとの確たる因縁はない。過去の経験と人脈を生かしてパーティーを幾度もサポート。いかつい外見から勘違いされることが多いが、義理と人情に厚く、口は悪いもののユーモラスに富んでいる。
- ゼシカ・アルバート
誰の目にも明らかな巨乳。リーザス地方を治めるアルバート家のお嬢様であり、住民からも慕われている。兄をドルマゲスに殺害され、当初は一行を下手人と疑っていたが、誤解の解けた後には目的を同じくする主人公達に合流した。気性の激しいところもあるが、面倒見がよく、魔法に関しても高い素養をもつ。特定の装備をするとビジュアルが変化し、あぶないビスチェに関しては本当にあぶない。
- ククール
マイエラ修道院の聖堂騎士団の一員。イケメン。殉教者でありながら酒に賭博と、不遜な行動を繰り返していたために、他の団員には煙たがられ、騎士団長であるマルチェロとは度々衝突していた。幼くして両親を亡くし、孤児となってしまった自分を我が子のように可愛がってくれたオディロ院長をドルマゲスに殺され、パーティーに加わることとなる。皮肉屋にしてナルシスト、プライドも高いが、女性に対しては優しく接する。また、詩的な言動を好み、独特な哲学をもつというロマンチストとしての一面もある。
- トロデ
元トロデーン王。ドルマゲスの呪いで小柄な緑色の魔物に変えられてしまう。性格は高慢で、パーティーを家臣呼ばわりする。その容姿のせいで、往く先々で魔物扱いされることを悔しがっている模様。娘を溺愛しており、同じ年頃の女性にも同情をみせる。私感ではあるが、呪われる前も顔面には大差ない気がする。
- ミーティア
トロデの娘で元トロデーン城の王女。ドルマゲスの呪いで白馬の姿へと変えられてしまった。言葉を発することができないので、道中度々不幸な目に遭うが、馬であることを活かして荷を引いたりいなないたりする。ある湖の力で一時的に呪いのかかる前の姿に戻り、主人公の夢にも現れることができる。
登場モンスター
- ドルマゲス
背の高い道化師風の男。トロデーン城にイバラの呪いをかけた張本人。その独特の風貌と狂気じみた雰囲気、「悲しいねぇ...」といった口癖で、一目見た者にも相当な威圧感を与える。ある目的から各地の人間を殺害して回っており、そのせいで主人公達との因縁も深く、幾度となく対峙する。
- ラプソーン
- ドン・モグーラ
関連動画
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