メタルギアソリッド3 スネークイーター 単語


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メタルギアソリッドスリースネークイーター

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『メタルギアソリッド3 スネークイーター』(METAL GEAR SOLID 3: SNAKE EATER)とは、コナミから発売されたゲームである。略称はMGS3。

舞台はソビエト連邦。

後に発売された『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』(METAL GEAR SOLID 3:SUBSISTENCE)には、MSX時代の『メタルギア』『メタルギア2 ソリッドスネーク』、スタッフが密かに作り本編の感動をぶち壊したシークレットシアター、約1年間運営された『メタルギアオンライン』、3にも存在した3のシステムでサルゲッチュをする『猿蛇合戦』に新マップを追加した『猿蛇合戦 完全版』が追加されている(これに登場するスネークはソリッド)。

2012年、ニンテンドー3DSでリメイク版が発売予定。→METAL GEAR SOLID 3D
2011年12月より、 ニンテンドーe-shopで体験版が配信中である。

概要

メタルギアソリッドシリーズ3作目だが、時系列ではシリーズで一番古い時代に位置する。
ゲーム性、自由度、ストーリー、ネタなどからシリーズでも最高傑作と評価する人は多く、公式でも、パッケージに掲載されたキャッチコピーは『シリーズ最高傑作』であった。

今作からCQCが登場する。また、サバイバルビュアーという新システムが導入され、今までレーションで対応できていた回復を応急処置やキャプチャーした食糧で行うようになった。

冷戦時代の話なので電子機器がほとんど登場しない。

主な登場人物

FOX部隊
ネイキッド・スネーク
声:大塚明夫。主人公。後のビッグボス。スネークの中では一番お茶目。良く理由が分からないが悪夢に見るほど吸血鬼が嫌いで、ゲーム中とある行動を取るとその悪夢のミニゲーム『ガイ・サベージ』(後述)がプレイできる。
デイビット・オウ(ゼロ少佐)
声:銀河万丈。英国出身、FOX部隊司令官。紅茶やUMAや007にうるさい。
パラメディック
声:桑島法子。B級映画にうるさい。スネークの体調管理担当。
シギント
声:藤原啓治。武器装備担当。
ソ連
ヴォルギン大佐
声:内海賢二。拷問大好きな電撃男。ライコフとEVAが愛人。
オセロット
声:山崎たくみ。山猫部隊の隊長。MGS、MGS2、MGS4に登場するオセロットの若い頃である。
ソコロフ
声:龍田直樹。後にメタルギア開発に大きな影響を与える、シャゴホッドの開発者。
ライコフ
声:堀内賢雄。誰かさんによく似た顔をしているが、殺してもタイムパラドックスは起きない。
コブラ部隊
ザ・ボス(ザ・ジョイ)
声:井上喜久子。劇中で特殊部隊の母と称される、伝説の兵士。スネークは彼女の弟子。2人でCQCを完成させた。
ザ・ソロー
声:堀之紀。登場時には既に死亡。幽霊としてボスに寄り添い、色んな事が書いてあるプラカードを持って浮遊している。
ジ・エンド
声:阪脩。100歳を超えるスナイパー。対決する以外にも倒す方法があるオジイチャン。
ザ・フィアー
声:田中和実。二重関節(通常の人の関節よりも可動域が広いことをいう)、の蟻蜘蛛兵士。常に空腹なので何でも食べてしまう。
ザ・フューリー
声:平野正人。火炎放射機で攻撃してくる、改造した黒い宇宙服の兵士。頭部正面にБЕИ(ビエーイ、ロシア語で撃ての意)と書いてある。
ザ・ペイン
声:江川央生。大量の蜂を操り攻撃したり防御する兵士。普段は隠れている顔は蜂に刺されて腫れあがっている。
その他
EVA
声:渡辺美佐。KGBの諜報員で、スネークをサポートする。後に恐るべき子供たち計画に大きく関わることになる。

主な楽曲

  • SNAKE EATER - オープニング曲。歌:Cynthia Harrell
  • “METAL GEAR SOLID” Main Theme (MGS3 ver.)

今作から登場した要素

  • CQC 
    ○ボタンを中心にした操作によって、相手の拘束から投げ技・締め技など様々な技へと連結して気絶させたり殺害したり出来る戦場格闘術。敵兵を盾にして銃撃することも可能。
    前作『2』においても、これらのシステムの殆どはあったがかなり操作が複雑であった。今作ではそれらが一本化された上で、尋問などの新たな要素が追加されている。 
    以降のシリーズの全てに継承されている。
  • 敵兵の仕様変更
    今作から、敵兵の視界は飛躍的に広くなり、より現実世界に近いものになった。また、足音を察知するようにもなった。そのため、クリアには、後述のカムフラージュが非常に重要となる。
    前作まで(というよりMGSシリーズ)は、敵兵の視界は難易度にもよるが前方数mの範囲に限定されており、また、特定の床以外の足音を聞き取ることがなかった。このため、現実的には絶対に見えているはずの距離にいてもギリギリ気づかれなかったり、真後ろを走り抜けても同様であるなど、ちょっと敵兵が間抜けだった。 
  • カムフラージュ
    服装・ペイントの組み合わせと種類によって、周囲の風景に溶け込むことが出来るシステムが導入された。
    戦闘服と顔のペイントの柄が、周囲の風景と剥離しているか、あるいは似ているかによって、カムフラージュ率と言われる数字が変動する。これが高ければ、近くを通り過ぎる敵兵であってもスネークの存在には中々気づかない。逆に低ければ、遠くからでもすぐに発見される。敵兵の視界が広がった今作においては非常に重要な要素である。
    色の他にも、姿勢やいる場所などによっても変動する。一番目立つのは走っているときで、一番目立たないのは匍匐状態で静止しているときである。要は派手に動けば動くほどカムフラージュ率は下がる。また、同じ匍匐状態でも、何もない場所と草むらの中では後者の方がより偽装効果が高いし、建物の壁に似た色合いの服を着ているならば壁に張り付いている方がより目立たずに済む。
  • スタミナゲージ
    スネークに、HPの他にスタミナゲージが導入された。
    これは気力のようなもので、激しい活動をしたり、装備品が重い状態が続くと減っていく。これが減ると、グリップゲージやO2ゲージ、射撃精度をはじめとして、様々な部分で支障が起こる。また今作では体力は基本的に自然回復であり、これもスタミナゲージの量によって速度に大きな差が出てしまう。
    そのため、動植物をキャプチャーして食べることで定期的に回復しなくてはいけない。また、装備品は必要なものだけにして残りはバックパックにしまっておくのも基本である。 

ガイ・サベージ

某所でとある行動を取った際にプレイできるミニゲーム。作ったのはムラシュウこと村田周陽。
MGS4の試作品とも言われている。

ひたすら悪魔のような姿の敵を倒し続ける謎のゲーム。一定の敵を倒すか一定の時間が経過するかスネークが死亡するとこのモードは終了し、また通常のゲームに戻る。
そのプレイ内容やボタン操作からデビルメイクライの様だと言われることも。

メタルギアソリッド スネークイーター 3D

ニンテンドー3DS向けに開発中のリメイク版。
2012年3月8日発売。 
また2011年12月27日より、バーチャスミッションのプレイパートを体験できる体験版が配信中。30回の起動制限がついている。 

基本的な要素は原作と同じだが、いくつか変更点がある。

PS2とニンテンドー3DSで操作ボタンの数に違いがあるという点に関しては、MGSPWなどのPSP向け作品で培った、携帯機でメタルギアをプレイするためのノウハウを活用しており、MGSPWのシステムを進化させた操作を搭載している。
そのためか、原作にはない、しゃがみ移動肩越し視点などの新たなシステムが追加されている(いずれもMGSPWで搭載されていた)。 
逆に、MGSPWにはなかったホフク前進なども可能になっている。 

装備品などの操作はタッチパネルに集約されている。また、ジャイロセンサーを活用して、つり橋の上をバランスをとりつつ歩くなどの操作も搭載される。
カメラで撮影した画像からカムフラージュを作り出して使用することも可能(これは、携帯向けアプリであったMGSMでひそかに使われていたシステム)。

グラフィックは3Dに対応しているものの、さすがに原作と比べるとダウングレードされている。
無線・ムービーは、フルボイスで全て収録されている。3DSのROM容量に収める為、猿蛇合戦や通信要素はほぼすべてオミットされており、セーブデータ数も1つのみ。また、エンディングのみプリレンダムービーとなっている。 

小島監督によると、「MGSPWやMGS4などが発売して、ビッグボスの物語に興味を持っている人は多い。単体でプレイしても楽しめる作品であることからも、今作をリメイクすることにした」という。
容量がかなり大きく、ニンテンドー3DSとしては初の4GBカードを使用する。 

関連動画

プレイ動画

儀式の人の記事も参照。

その他

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関連項目

  • メタルギアシリーズ
  • メタルギアソリッド
  • 儀式の人
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