メタルギア ライジング リベンジェンス(METAL GEAR RISING REVENGEANCE)とは、2013年2月21日コナミから発売されたPS3用ソフトである。メタルギアシリーズの一つ。略称は「MGR」
主人公は再び雷電となり、MGS4から4年後の世界となる。
開発は小島プロダクションとプラチナゲームズが共同で行った。
今作では、MGS4におけるPMCの普及や、SOPシステムの崩壊と愛国者達の技術流出に伴ってサイボーグの普及が急速に進んでおり、世界各地を舞台に、驚天動地の超人アクションが繰り広げられることとなった。
MGSシリーズで一連のジャンルである「タクティカル・エスピオナージ・アクション」(ステルスとアクションの両立を目指していたゲーム性)もMGRへのタイトル変更に相俟って、アクションの壮快感に焦点を絞った新ジャンル「ライトニング・ボルト・アクション」へと変更され、よりアグレッシブなものへと変貌を遂げた。相手の部位を刀で切り落とし、その中のパーツを奪う「斬奪」がテーマとなっている。
発売前のトレーラーや画像では、雷電の強化外骨格デザインがMGS4登場時と異なっており、目が赤く光る等の違いが見られた。
メタルギアシリーズ生みの親である小島秀夫は今作のプロデューサーとして関わっており、今までの作品と違って完全には関与していない。だが、作中随所にコジプロらしい遊び心や小ネタがちりばめられている。
2008年にMGS4が発売された後、小島プロダクションは『MGS5』にあたる新しい企画の構想を始めた。
この際、いくつかの案が提示された結果、スタッフが分担して複数の作品を作ることが決定された。これは、MGSPW発表時の小島のインタビューでも語られている(「実質的に『5』にあたる作品を2つ出す」)。
この内、小島プロダクションの若いスタッフが中心となって雷電のスピンオフである本作を、小島はビッグボスのスピンオフ(=MGSPW)を作ることとなった。
そして2009年の小島秀夫の講演で本作はその存在を語られ、2010年のE3でトレイラーが初めて発表された。
その際のタイトルは『メタルギアソリッド:ライジング』(MGSR)で、2011年発売と発表されていた。
この時点では、MGS4と同様のFOXエンジンで開発されており、MGS2からMGS4に至るまでの雷電の活躍を描くという内容が予定されていた。
しかし実際には、MGSPWなどの開発・発売を終えても、本作についての新たな情報は年末まで一切出てこなかった。
その後、2011年12月のVGA2011にて、突如、ゲーム内容が少なからず変わった新トレイラーが発表される。
そしてその場で、タイトルの変更と発売の延期、そしてプラチナゲームズの開発参加が発表され、ファンを驚かせた。
この企画の大きな転換の裏には、開発失敗があったという。
インタビューで小島が答えたところによると、「『何でも斬れる』というテーマを提示し、それを追い求めたのはいいが、それによってステルス要素とアクション要素のバランス、レベルデザイン、自由切断など、ゲームデザインのあらゆるところが揺らぎ、迷走することになった。」という。
小島は、E32010の後で製作中の作品を見たものの、爽快なアクションとステルス要素が相反するという欠点を解消できていなかったとしている。また、そもそもプロジェクトリーダーの牽引力自体が小さかったことを指摘している。
このような迷走の末、結局、当初のプロジェクトは2010年末の時点で中止が決定されていた。
全面中止も視野に入っていたが、爽快なチャンバラアクションを実現できるスタジオに開発を委託して続行したいということで委託先を探したところ、プラチナゲームズが候補に挙がったという。
体験版も公開されており、『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION』(PS3版)にダウンロードコードが付属している他、2012年12月13日よりPlayStation Storeでの配信も開始されている(内容は両者とも同一)。
ボリスが立ち上げた比較的新しいPMSC's(警備を主業務とした民間軍事会社)で、正式名称は「マヴェリック・セキュリティ・コンサルティングInc.」必要最低限の警備、クリーンな業務を社訓としている。
正式名称は「デスペラード・エンフォースメント・LLC」。一応はPMCであるが、世界各地の紛争への介入を行い、それを隠れ蓑に違法な人身売買、麻薬取引など数多くの犯罪行為を行っており悪名高い。
活動内容はまさにデスペラード(無法者)であるが、ウラで様々な権力と繋がっており、あえて汚れ仕事を専門に請け負っているフシがある。
なお、デスペラード社のマークには「悪」という字が隠れている。
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掲示板
1796 ななしのよっしん
2024/04/06(土) 10:30:46 ID: RAoeILerOF
アクション優先ゆえに「無線聞かないと細かい部分まで把握できないのはMGSシリーズとしてはマイナスポイント」という批判点はまだ譲って理解できる
でもリッパーモード解禁のイベントあたりで「無差別殺人鬼に戻った」とか「MGS4の戦いは何だったんだ」とか言う人は脳死でデモ眺めてたかまとめサイト鵜呑みにしてたかどちらかじゃないかなって
ブチ切れながらもやってることは弱者救済だしモンスーン戦後に速攻で冷静になってドクトルとちょっと気まずくなったかと思えばデスペラード社の上層階にたどり着くころにはもういつもの調子に戻ってるしな・・・
極めつけはサニーに向けるあの眼差しよ
人斬りの本性に向き合いつつ自分の闘争を続けるって言うのは、表現として適切か微妙だが趣味と実益を兼ねるようになった感じだよねラストの雷電
1797 ななしのよっしん
2024/10/06(日) 20:27:46 ID: uig7uLZ7Zt
MGSと大神(プラチナゲームスの元)がフュージョンしたのがMGRなんだよね…
追伸:ベヨ姐の「中の人」こと田中敦子女史に追悼します><
1798 ななしのよっしん
2025/04/01(火) 12:21:02 ID: PfMunVoW/2
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最終更新:2025/04/27(日) 16:00
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