株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KDE、KDE-J)とはコンピュータゲームの開発・販売などを行う会社である。
小島プロダクションをはじめとした社内プロダクション制度は2015年4月頃に終了した。
アーケードゲームは2016年11月を持って「コナミアミューズメント」へ移管された。
コナミグループの再編にともなって、ゲーム・おもちゃ・出版などの事業をそのまま引き継いでいた。
現在は大半の事業から撤退しており、再々編もあった結果、主な事業は家庭用ゲーム、遊戯王、ソーシャルゲームなどとなっている。ゲームはジャンルの偏りが見られる。
ニコニコ動画を含めネット上ではしばしば"KONMAI"と呼ばれるが、これはコナミ自身の誤植に原因がある(詳細はKONMAIの項参照)。仕方ないね。アーケードプレイ動画のタグに使われることもある。
2011年ごろから家庭用ゲーム関連が縮小され始め、一連のクリエイターの退職やハドソン系社員への嫌がらせの噂、そして小島秀夫の事実上の追放により、2016年1月時点での評価は概ね否定的であった。
一連の縮小の原因は時期を同じくして役員となった小島秀夫にあると言う意見や、そもそもコナミの行為は違法ではないから何の問題も無いと言う意見等、反コナミの流れに対し反発的な論も無い訳では無い。これは単純な小島信者対アンチの構図ではなかったようで、小島アンチでも現在のコナミに否定的な見解もある為、寧ろコナミファン対コナミ信者の構図と言った方が正しいようである。
2017年現在では、スーパーボンバーマンRという過去作品の復活や、桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!の発売を妨害せずライセンス契約で版権使用を許可したことがあって、ほんの少し良い評価が見られる。ただし、METAL GEAR SURVIVEなど風向きが怪しいゲームや、マラドーナ選手とのライセンス未契約問題など作品評価ではない場外乱闘も行われており、まだまだ厳しい状態である。
2020年現在では桃太郎電鉄の新作である「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」は前作の2017とは違いコナミによる開発・発売となり、かつてはコナミに対し否定的であった原作者であるさくまあきら氏も全面協力しており、全盛期ほどではないものの、コナミのゲーム部門は少しずつ勢いを取り戻しつつある。
2024年現在では家庭用タイトルの売り上げの好調や各種e-sports事業の成功により急激に業績を上昇させており、すっかり勢いを取り戻している。
今も昔も非常にファンとアンチの抗争が激しい企業であるが、コナミが嫌われる原因とされる「事実」のうちかなりの割合がデマである。
かの「コナミの経営陣はゲームが嫌い」説も元を辿ると日経新聞の発言切り取り記事であり、1990年代当時はゲーム会社の評価が低く上場できなかったという苦労話が元になっている。つまりゲームが嫌いだったのは財界の方である。
ハドソン吸収合併に伴い、ハドソンタイトルもコナミ作品として扱われる。旧ハドソンブランドのタイトルは灰色で表記。
「クラッシュ・バンディクー」「スパイロ」の2タイトルは諸事情でSCEとユニバーサルが手放し、国内販売権が宙に浮いていたのを急遽コナミが拾ったタイトルである。その後はアクティビジョン・ブリザードへ権利が渡り、同社の買収により2023年以降にはマイクロソフトが権利を所有している。
アーケードゲーム作品は全てコナミアミューズメントへ移管されている。移管以降も継続開発が続いているものに関しては、コナミアミューズメントの記事を参照。アーケードゲームで、移管以前のままであるものに関しては、こちらに記述している。
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2015年3月の役員人事変更や社内のプロダクション制度終了に伴う、「コナミは今後人気シリーズの続編は開発しないのではないか?」という噂の否定のため、コナミはコメントを3月から6月にかけて多数発表している。以下にコメントの一部を紹介する。
なお、噂の否定後、2017年に続々と新展開を発表している。そのことも表記している。
お客さまから長年愛され続けている大切なコンテンツであり、今後も制作・提供を続けてまいりますので、ご期待ください。引き続き同シリーズをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
この後しばらくして、ラブプラスシリーズ最新作「ラブプラス EVERY」が発表されていた。複数回の延期を経て、2019年10月31日に一旦サービスイン。その後不具合続出により無期限のメンテナンスに突入し、2019年11月時点では2019年12月中旬再開予定。
ときめきメモリアルシリーズは、直系の新作ではないものの、新展開として「ときめきアイドル」が発表されていた。こちらは恋愛シミュレーションではなく、「学園アイドルコミュニケーション(公式のジャンル表記)」と大幅に方針転換を行っている。2018年3月20日に配信開始されたが、2019年1月15日を持ってサービス終了・オフラインアプリ化。
2024年現在は『ラブプラス』に関しては音沙汰がないままだが、『ときめきメモリアル』に関しては「Girl's Side」を中心に展開が再開されており、Nintendo Switch向けに完全新作として2021年に『ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart』が発売されている。過去作も移植されている。
KONAMIは『MGSV:TPP』の後も『メタルギア』シリーズの制作、提供を続けてまいります。今後も引き続き『メタルギア』シリーズをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
この発表には、新メタルギアの製作チーム募集求人リンクも付与されていた。
この後、メタルギアシリーズ最新作「METAL GEAR SURVIVE」が発表。何度かのイベント出展を経て、2018年2月21日発売。
2023年にはシリーズ初期作7タイトルを集結した『メタルギアソリッド:マスターコレクション vol.1』も発売され、MGS3のリメイク作品も発売予定となっている。
ねとらぼ(ITmedia)編集部が取材した所によると、当時製作中であった「SILENT HILLS」の制作中止を認めた上で、継続して開発する、というコメントを得られたとのこと。
2024年現在、無料配信タイトルとして『サイレントヒル:ザ・ショート・メッセージ』が配信されており、『サイレントヒル2』のリメイクが2024年10月に発売予定となっている。
同シリーズは、多くのファンの皆様からご支持頂いていると共に、弊社も長年かけて育ててきた大切なタイトルですので、今後も続けて参りたいと思っております。
(中略)
一日も早く、ファンの皆様に喜んでいただける作品をお出ししたいと思っておりますので、引き続き同シリーズをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
この発表の後、任天堂発売・ヴァルハラゲームスタジオ開発の「桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!」が発表・発売されている。コナミはこれに対して許諾を出している(コナミデジタルエンタテインメントの権利者表記が存在する)。
また、2020年発売予定『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』より、コナミデジタルエンタテインメントが開発・販売に復帰している。
同作は実売400万本以上という爆発的な売り上げを記録し、シリーズ最多売り上げを大幅に更新した。
2023年には『桃太郎伝説ワールド ~地球は希望でまわってる!~』も発売され、こちらも100万本を超える大ヒットを記録している。
コナミデジタルエンタテインメントは、今後スマートフォン向けタイトルを軸に、ゲームコンテンツを展開していく方針を打ち出している。実際に『遊戯王 デュエルリンクス』『遊戯王マスターデュエル』などで行動へ移されている。
一方で家庭用タイトルも引き続き発売・開発が継続されている。現在はSteamへの進出も積極的。
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掲示板
523 ななしのよっしん
2024/09/15(日) 01:07:42 ID: ZbUnrxgAoG
見えた!
次は悪魔城ドラキュラx二作と悪魔城ドラキュラHD
タイトルはキャッスルバニア グリモワールクレクションだ!
524 ななしのよっしん
2024/09/21(土) 06:08:18 ID: VXEoGCstdz
こっちがウマ娘に対して起こした裁判どうなったんだと思って調べてみたらまだ続いてるのね
1、2年から長ければ10年位かかると
525 ななしのよっしん
2025/01/24(金) 19:33:13 ID: zoEGdFspOp
遊戯王のGB作品をまさかの全配信
数年前にファミ通のインタビューで過去IPを活かす方向に切り替える話があったけど、まさかここまでやるとは…
キャラゲーって版権の都合で移植が困難だからすごい大盤振る舞いだと思う
急上昇ワード改
最終更新:2025/02/16(日) 21:00
最終更新:2025/02/16(日) 21:00
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