メトロイドヴァニア

メトロイドヴァニアとは、メトロイドとキャッスルヴァニアのクロスオーバーゲームのこと…ではない。

概要

メトロイドヴァニアとは、任天堂開発のゲームシリーズ「メトロイド」とコナミ開発のゲームシリーズ「悪魔城ドラキュラ（海外名：キャッスルヴァニア）」の二つを彷彿とさせるような要素を持つゲームを総称して指す。特にインディーゲームに対して呼ばれる事が多い。

どちらも横スクロール探索型アクションゲームという共通点があり、両者とも日本国外で絶大な人気を誇るためか主に海外で使われる用語である。メトロイドやキャッスルヴァニアをプレイしたゲーム開発者も多く、インタビューなどでこの二作のフォロワーとして開発したことが語られることもある。

なお、悪魔城ドラキュラの開発スタッフであるIGAAAAAAAAA五十嵐孝司は開発にあたり「ゼルダの伝説シリーズを意識した」と語っている。^[1]

ちなみに2018年発売のゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」はメトロイドシリーズのキャラクターとキャッスルヴァニア（悪魔城ドラキュラ）シリーズのキャラクターが共演している。

メトロイドヴァニアの要素

以下の要素はあくまで「メトロイドとキャッスルヴァニアをフォロワーとしたゲームにありがちな内容」であり、これらの要素を満たしていないからといってメトロイドヴァニアではないという事はない。その逆も同様。

• サイドビュー型の2Dアクションゲーム
• グラフィックはドットで描かれることが多い
• アイテムを取得することでPCの能力が強化される
• PCの能力強化により新たにルートが切り開くことがある
• 隠しルートを発見することでコースのショートカットが狙える

関連動画

関連商品

関連項目

• メトロイド
• キャッスルヴァニア（悪魔城ドラキュラ）
• Bloodstained: Ritual of the Night(五十嵐考司主導の下製作中のメトロイドヴァニア型ゲーム)
• ゲームジャンルの一覧

脚注

1. *【国内RPG史：最終回】ゼルダの“子供”としての「聖剣伝説」と「メトロイドヴァニア」――子孫の業績をBotWはいかに回収したか？【ゲーム語りの基礎教養】