「ラッシュバード」とは、ゲーム『スーパーロボット大戦L』のオリジナル機体であり、同作の主人公南雲一鷹、ヒロインAL-3アリスが搭乗する主人公機である。
今作の主人公、南雲一鷹の後見人であるグライフ博士が造った2機のロボットの内の一つ。最近のスパロボでは珍しい、異星人の技術や古代の超技術などが使われていない純地球製のスーパーロボット。なお兄弟機として「ストレイバード」(こちらはリアル系ユニットであり、作中のライバルであるニーサン悠凪・グライフが搭乗する)が存在する。
飛行はできないが、左腕に装備されたエネルギー吸収機構「ラプラスウォール」の存在により、エネルギー兵器に対して無類の強さを誇る。「ラプラスウォール」によって吸収されたエネルギーの一部は本体の稼働エネルギーにも回されるため、継戦能力も高い。
初期の必殺技は、右手のエネルギー放出機構から発射される「ライトブレイザー」。なお、後半の追加技であるメイオウ攻撃「ディメンションストーム」は正式な武装ではなく、エネルギーの入出力機構を同時稼働させて発動する一鷹とアリスの応用技である。
装甲値が高く、運動性が低い典型的なスーパーロボット系のユニット。
初期最強技であるライトブレイザーが消費EN20で攻撃力4200、射程3~7と費用対効果に優れており、ストーリーを通じてのメイン武装となる。射程7のくせに格闘武器なので、もう一つの主力技のライトニングフィストともども格闘戦用の育成で使いこなす事が出来る。
なおこれも含めた全ての武装がEN消費であるため、どう使うにせよまずENをフル改造しておくべし。余裕があれば南雲にEセーブを付けると継戦能力がさらに向上する。
専用の特殊能力「ラプラスウォール」の性能は「発動時EN10消費。ビーム属性などのダメージを2000軽減し、無効化に成功するとEN15回復」。
特筆すべきはビーム系「など」となっている点。ビーム兵器属性持ちの武器はもとより、電撃や音波なども対象に入る。切り払い・打ち落としの対象になる実弾系の武器以外全てと思って差し支えないほどの広さ。小火焔偶の光線からドボルザークのデスファイヤー、はたまた核ミサイルの自爆まで吸収することが可能。こんなものを独力で作り上げるグライフ博士パネェ。
この特殊能力のため、ビーム系攻撃が主体の敵(モビルスーツなど)に対して無類の強さを発揮する。モビルスーツ相手の戦闘の場合、保険に鉄壁を掛けた上で敵陣に放り込み、相手ターンに反撃しまくるだけで自身はほぼ無傷のまま相手陣営を半壊状態にまで追い込むことが可能。
残念ながら後継機は存在しないため、最後までラッシュバードで戦うことになる。一応、ライバル機であるストレイバードとの合体攻撃「モード・アーキオーニス」はあるが、使用可能になるのがなんと最終話の一つ前。遅すぎます・・・とはいえ全体的に燃費が良く、足も速く(初期の移動力が6だが5段改造で+1され、さらに南雲が最初期から加速を覚える)、かつ2人乗りと空が飛べないこと以外穴のない使いやすい機体。癖のない良いユニットと言えるだろう。
なお追加技である「ディメンションストーム」は別次元からエネルギーを取り込んで両手の甲の光球を胸の前でかち合わせてエネルギーを放出して攻撃という某スーパーロボットをモチーフにしているとしか思えない攻撃。実際作中でも南雲が好きだったヒーロー番組の技を元に編み出された設定となっている。
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最終更新:2024/05/18(土) 23:00
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