東南海地震は南海トラフ(遠州灘沖から紀伊半島南端までの区域約15000k㎡)を震源域とする巨大海溝型地震である。地震発生時必ず強い揺れと津波が発生することが特徴である。東海地震・南海地震とともに発生が懸念されている地震の一つである。過去この東海地震と南海地震と連動して巨大地震が発生した形跡を持っている。
九州から東北・北海道の一部でも揺れが観測されるほどの強い揺れだったと言われている。なお諏訪市では震源域から遠く離れているにもかかわらず震源域に近い御前崎・津と変わらない震度を記録した。他にも敦賀市や福井市といった地域でも震源域に近い浜松や尾鷲といった地域と同じような震度を記録している。このため諏訪市・福井市・敦賀市などの地域において異常震域の存在が示唆されている。各地で高い津波や地盤沈下が観測された。なお、発生時が戦時中であったため、軍需産業の拠点が壊滅的被害を受けていると海外に知らせないために軍部が情報統制を行った。このため詳細な記録が残っておらず全貌解明ができない状況にある。
1945年の敗戦前後に起きた4大地震(三河地震 昭和南海地震 鳥取地震)の一つである。
内閣府によるこの地震についての報告書はこちら(外部リンク)。
過去、白鳳地震・仁和地震・永長地震・正平地震・明応地震・慶長地震・宝永地震・安政東海地震の発生の際連動して起きたことが地質調査から推定もしくは発覚している。また、過去の東海地震はすべて現在の東南海地震の領域が含まれている。
2011年現在、今後30年以内に東南海地震が発生する確率は60%となっており、非常に高い数値を示している。今後発生すると予測される東南海地震のデータは以下のようなものとなっている。
東海地震と連動した場合M8.4前後、東海・南海地震ともに連動した場合M8.6前後とされている。
そのほか沿岸部にて大津波が襲来する可能性もある。さら東海・東南海・南海・日向灘連動型の場合、規模がさらに増してM9.0級になる可能性も指摘されている。
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最終更新:2024/05/05(日) 06:00
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