王道とは、次のことを意味する単語である。
「王の道(Royal Road)」とは、紀元前6世紀頃から紀元前4世紀頃まで存在していたアケメネス朝ペルシアに建設された、古代の公道。
当時からすればとても利便性の高い大公道であり、迅速な交通と通信を容易にした。
ちなみに、一部に既存の公道を利用したためか、厳密には最短でも最も容易なルートでもない。
「昔の王様は権力者だったので、庶民には通れないようなとんでもないショートカットや近道をいくらでも通ることできた」というところから生まれた言葉という説もある。
一般的には、「正攻法、ベタな展開」あるいは「大多数の人たちに受け入れられ、支持されているもの(作品、商品など)全般」を指す言葉として用いられている。
しかし、これは「微妙に誤用」とされている。
この誤用が生まれた原因がネットなどで議論された結果、概ね以下の2つの説があるようだ。
1.は「正攻法」までは誤用と言えないが「ありがち」まで行くとちょっとズレている。大体あってるんじゃないかという感がある。
2.はそもそも「楽なやり方」という意味の王道が実際にはほぼ使われていないという事を考えると苦しい。使われない言葉は誤用もされないんである。
なお、どちらかと言うと「Royal Roadの訳語の『楽なやり方』という意味の王道」を何の注釈もなくいきなり文中に使うのは誤用である。
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最終更新:2024/05/05(日) 05:00
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